食べて海外旅行気分! 東京で楽しめる“異国”料理店3選

健康的ファストフード!仏で育った「レバノン」の味

2016.09.10 SAT


はにかみがちな笑顔が素敵。イケメンすぎるレバノン人店員のカッセムさん
あっというまに夏は過ぎ、秋の足音が聞こえてこようかというこの頃。夏休みは日本を離れて海外で過ごす…そんな夢想の願いは叶わず“夏の燃え残り感”に悶々としている人もいるのではないでしょうか。

そこで提案したいのが、日本に居ながらにして手軽に旅行気分が(文字通り)味わえる異国の料理体験。ただしフレンチ、イタリアン、中華では日常と変わりません。ナショナルジオグラフィックのWeb版で「世界魂食紀行」の連載を持つ中川明紀さんに、一風変わった国の料理が食べられるお店を挙げていただき、期待に腹を膨らませ行ってみました他所の国!

■御茶ノ水「ADONYS(アドニス)東京」


スタイリッシュな内装のこのお店は、ファストフードスタイルで本格的なレバノン料理が食べられる「アドニス東京」。もともとはレバノン人の兄弟がフランスで創業したファストフード店で、「アドニス東京」はその初めての海外店舗になるという。メインは、小麦粉を薄く伸ばして焼いた皮で具をはさんで食べるラップサンド。全部で5種類が用意されている。

「おススメは、レバノンでお客さんをもてなすときに欠かせないひよこ豆のコロッケ『ファラフェル』を包んだもの。それと、ひよこ豆とゴマをペーストにした『ホモス』も食べてみてください。ちなみに、ラップサンドはレバノンでよく食べられていて、このアドニスのようなお店もたくさんあります」(店長のパロションさん、以下同)

豆のコロッケとはまた、日本ではまったく馴染みのない料理。当方、ベジタリアンでもなし「なんだ豆か。どうせなら肉を具にしたほうをオススメしてもらいたかったなあ」なんて失礼なことを思いつつガブり。

あれ、豆のコロッケ、これいけますよ! わずかに残る豆の粒感がアクセント、あっさりめのメンチカツみたい。といったら代替食品的な褒め方に聞こえちゃいますかね。そうではなく、純粋そのものな言葉で「旨い」のです。また、ペースト状の料理をそのまま食べることになるホモスはたっぷりとかかったオリーブオイルの香りも高く、やさしくも奥深い味で、野菜だけなのにしっかり満足。おいしくいただきました。

  • レバノン かけているのは「マヨネーズ」ではなく、「レバノンソース」。少し酸味の効いたさわやかな味
  • レバノン 右:ラップサンド「ファラフェル」(600円)/左下:「ホモス」(ピタパン付き650円)/※セット1000円

「レバノン人はあまり辛いものを好みませんが、日本人は少し辛みがあったほうが好きみたいですね。そこで東京店ではハリッサ(注:唐辛子を主原料とした調味料)を加えていますが、それ以外はレバノンの味ですよ」

なお、レバノン料理全般の特徴としては、ひよこ豆とパセリ、ゴマなどを筆頭に野菜を多く使うこと。そして、調味料としてレモン、ニンニク、クミン、カルダモン、コショウ、サフラン、ミントなどのハーブやスパイスを使うことが挙げられるそう。

いずれにせよ、こちらの店は野菜中心の健康的なメニューなので、デート中のランチに立ち寄れば、あなたのポイントもあがりそうです。

(写真・文=宇都宮雅之)


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ADONYS(アドニス)東京

場所・東京都千代田区神田1-8-5
営業・10:00~22:00
休・無休
電話・03-5588-6698

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