ウインブルドンに舞い降りた美少女

女子テニス界のアイドルマリア・シャラポアを追え!

2004.07.01 THU

ドラマ『エースをねらえ!』でコートを駆け回る上戸彩にクギづけとなった人も多いかと思うが、現実のテニス界でも今、上戸彩を凌駕する一人のアイドルプレイヤーが話題となっている。その名はシャラポア(ロシア)。

この4月に17歳になったばかりのシャラポアは、昨年のウインブルドンで16強入り。アイドル顔負けのルックスもあいまって一躍注目を集める。その後、WTAツアー・ジャパンオープンでツアー初勝利。彼女が出場した今年の東レパンパシフィックは例年にない観客動員数を記録したという。もう一人のアイドルプレイヤー、ダニエル・ハンチュコワとの準々決勝は、正直、決勝以上の盛り上がりだった。無論、彼女の魅力はルックスだけではない。バックハンド主体のプレーはセンス抜群。強力なサービスも大きな武器で、17歳という年齢を考えれば、まだまだ伸びる余地は大きい。

ひとつ心配なのは誘惑の多さ。類いまれな美貌ゆえ、彼女には本業以外での活動を求める声も多い。事実、すでにマネジメント会社ががっちりマークし、モデル活動もテニスと並行して行うとのことである。今は本人も「テニスが第一」と語っているように、あくまでプレーに影響のない程度にとどめるようだが、似たようなプロセスを経たアンナ・クルニコワが、いまひとつ殻を破りきれていないように、テニス以外での収入増は、ハングリーさの欠如につながりかねない(そこへいくとウイリアムス姉妹は、いろいろな意味で雑念がない)。ただ、シャラポアは決してポッと出のシンデレラではない。幼少時代、チェルノブイリ原発事故の影響でシベリアから黒海沿岸のソチに移住。直後、ナブラチロワに才能を見いだされ、今度は家族でアメリカに移住と流転の人生を送ってきた。当時は暮らしも貧しかったという。そこからはい上がってきた精神力に、ここは期待したいところだ。

この号の配布は7月1日。ウインブルドンも佳境を迎える。果たしてシャラポアは勝ち残っているだろうか。

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