ラグビー・シーズン到来!

2年目を迎えるラグビーのトップリーグを知ってますか?

2004.09.16 THU

アテネ五輪が幕を閉じ、プロ野球もメジャーリーグも終盤へ。そんな季節にシーズンが始まるのがラグビーだ。9月18日には全国12の強豪社会人チームによる「トップリーグ」が開幕する。どっちへ転がるか分からない楕円球を追って、屈強な男が激しくぶつかり合う、芝の上の格闘技の季節が始まる。とはいえ「トップリーグ」が実は昨年からスタート。今年は2年目という事実はあまり知られていないかもしれない。昨年は10月にラグビーW杯がオーストラリアで開幕したこともあり、国内リーグ再編の話題はやや低調だった。

93年に誕生したサッカーのJリーグが完全なプロリーグとして華々しく発足したのに比べ、ラグビーのトップリーグは一部チームで積極的にプロ契約選手を導入しているものの、ほとんどはプロとアマチュアが混在したまま。プロ選手の収入も、多くは一般社員と大差ないものだ。実務面を見ても、Jリーグはサッカー協会とは別組織のJリーグ機構が運営しているのに対し、ラグビーのトップリーグは従来の日本ラグビー協会職員が担当し、専任スタッフはいないのが現状だ。発足1年目となった昨年のリーグ戦は接戦が多く、最終節まで優勝も最下位も決まらない大混戦が続くなどピッチ上が充実していた一方、1試合平均の観客数は約5500人と振るわなかった。日本代表強化のため、強豪国と比べて少ないと指摘されていた試合数を増やし、経験の質を上げる目的は果たせたものの、人気回復の起爆剤にというもうひとつの目標は実現していない。

もっとも、昨年はいわば「前倒し開幕」だった。当初は04年度から発足という意見も強かったのだが「強化のためには一刻も早く」という声が強く、準備不足を覚悟で1年早めたのがトップリーグ元年だった。裏返せば、2年目の今季は十分な準備期間があったことになる。試合数が増えてタフになった選手に負けない、運営面の進化が問われるシーズンになる。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト