ついにサンズと契約!

日本人初のNBA入り。田臥勇太は活躍できるか?

2004.09.30 THU

しばらく前、新聞広告に「スラムダンク」1億冊突破の感謝広告が出た。マイケル・ジョーダン全盛期、日本のNBAブームに火をつけたバスケット漫画である。でも、それも過去の話。日本のNBA熱はすっかり醒めてしまった感があった。野球やサッカーならありふれたファン行動にすぎないのに、TVにカジリついているだけでマニア扱いされてしまうほどだ。

ジョーダン引退後、肩身の狭い思いをしてきたNBAファンに、やっと光が差し込んできたのは昨シーズンのこと。NBA入りを目指して渡米した田臥勇太選手がデンバー・ナゲッツの練習生に。惜しくもシーズン・イン寸前に解雇されたが、今シーズンに希望をつないでくれたのだ。

田臥勇太。バスケットに少しでも興味がある人なら、この名前に聞き覚えがあるだろう。高校時代は能代工業で3年連続3冠達成。卒業後、ハワイにバスケット留学したのも、日本リーグをあっさり1年でやめたのも、夢であるNBA入りを実現させるためだった。そして、このたびめでたくサンズとの契約を勝ち取ることに。ちょうどアサヒスーパードライのCMにも出演中だっただけにタイミングもバッチリ。

サンズにはナッシュという好ガードが新加入し、控え陣も充実。出場のチャンスがあるかどうかは微妙だ。大男揃いのなかにあって肉体的には恵まれない。英語力も不十分。だが、サンズとの契約後、記者会見で田臥はこんなふうに語っている。

「身長のハンディをマイナスだと思わずに、他の選手が持っていなくて自分ができることを磨いてチャレンジしていきたいなと思っています」

ベンチ入りできる12名に選ばれるかどうかは11月1日までわからないが、もしそうなったらNBAが再び脚光を浴びるのは間違いない。ただ、報道は田臥とサンズ一色になりそう。シャキール・オニールのヒートへの移籍など話題満載なんだけど‥まあいいか。

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