アルビレックスはサッカーだけじゃない!?

各スポーツへ進出していくアルビレックスの“野望”

2004.10.14 THU

先日、日本バスケ界の最高峰、JBLスーパーリーグから新潟アルビレックス(以下新潟A)とさいたまブロンコスが脱退し、新たにプロバスケットリーグを作るという報道があった。このニュース、問題そのものも注目だが「あれ、アルビレックスってJリーグのチーム名じゃないの?」と思った人もいるのではないだろうか?

そう、新潟Aは圧倒的な観客動員で話題を呼んだJ1の「アルビレックス新潟」(以下A新潟)の兄弟チームなのだ。もともと新潟Aは廃部になった大和銀行バスケ部が母体。チームをA新潟の社長・池田弘氏に譲渡し、新潟のプロバスケチームとして新たなスタートを切ったのである。

この池田氏、A新潟を成功させた経営手腕もさることながら、Jリーグ百年構想に基づく地域総合型スポーツクラブの確立を実現すべく、Jリーグ以外にもさまざま分野に進出。話題を呼んでいる人物である。

例えばL1リーグ入りを目指す女子サッカーチーム「新潟アルビレックス レディース」やプロのチアチーム「アルビレックス チアリーダーズ」を結成したり、A新潟の若手育成を目的に「アルビレックス新潟シンガポール」(以下A新潟S)というチームでシンガポールのサッカーリーグにも参加している。この冬にはスキー、スノーボードのクラブチーム「チームアルビレックス」も設立。ここへきてプロ野球参入にも意欲をみせている。

池田氏の素顔は新潟市内にある神社の18代目宮司。境内に学習塾を開いたのをきっかけに、現在では新潟市を中心に計20を超える大学、専門学校、高校を経営している。そのなかにはサッカー専門学校もあり、学生がA新潟S入りしたり、学校自体もJFL入りを目指している。

スポーツによる地域活性、地域密着を謳う声は多いが、実現しているケースはまだ少ない。池田氏率いるアルビレックスがその先鞭となれるか。バスケの新リーグ構想も含め、今後も注目したい。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト