イチローが次に狙う記録を探せ

超弩級のメジャー記録をイチローが破る日が来る!?

2004.10.21 THU

日本でも熱狂を呼んだイチローの大記録達成。その際、新聞、テレビで盛んに報じられたのがシーズン最多安打ベスト10を記録したのが、イチロー以外すべて1900年代前半に活躍した選手だったこと。どうやらイチローの偉大さを演出するには効果てきめんだったようだ。これ以外にも、日米を問わずプロ野球の黎明期や、慣習の違った時代に生まれたバケモノ級の記録は多い。

例えば、よく「最後の4割打者」としてテッド・ウリィアムスの名前が出るが、彼は「シーズン最高打率」の記録保持者ではない。1位はナップ・ラジョイが1901年にマークした打率。その数字たるや驚異の4割2分6厘。近代メジャー(MLBはルールが現在とほぼ同様になった1900年以降を近代メジャーと呼び、1800年代と区別している)という枠を取っ払えば4割4分という記録(1894年 ヒュー・ダフィ)もあるというから脱帽である。その他、シーズン打点191(1930年ハック・ウィルソン)や、シーズン3塁打36本(1912年 チーフ・ウィルソン)なども不滅の記録と呼べる。

では、イチローが次に更新できそうな記録とは何だろう。さすがにシーズン最高打率は現実味が薄い。考えられるのはシーズン連続200安打以上という数字だ。現在はウィリー・キーラーが1894年~1901年にかけて記録した8年連続がトップ。イチローは今季で4年連続である。難易度は高いがジョー・ディマジオの56試合連続安打も更新すれば話題を呼ぶだろう。

「張本(勲)さんの通算安打の記録(3085安打)は絶対に抜きたいですね」(『イチローイズム』より)

イチローは打率よりも安打数に強いこだわりを持っている。今季終了時点でイチローの日米通算安打は2202本。張本の日本記録だけではない。メジャー通算最多安打、ピート・ローズの4256本も夢ではなかったりして…。

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