格闘技をもっと間近で体感せよ!

客席まで火花飛び散る戦いは後楽園ホールならではの魅力!

2004.11.11 THU

格闘技といえばK‐1やPRIDEばかりだと思っているのなら、それはちょっともったいない。この日本には、ほぼ毎日男たちが殴り合う戦いの聖地が存在しているからだ。

それが東京・水道橋にある後楽園ホール。2000人も入れば満員となるこの会場では、連日ボクシング、キックボクシング、プロレスの試合が行われ、PRIDEなどのビッグマッチでは味わえない、ナマの格闘技の魅力が体感できる。

というのも、ここはどの席に座ってもリングから近いため、ボクサーたちの殴り合う音が体の芯まで響き、レスラーたちの場外乱闘も目の前で展開されるので迫力満点。先日行われたプロレスイベント『ハッスル』では、タイガー・ジェット・シンが客席で暴れ回ったあげく、イスを客にぶつけた(ただしケガはない模様)のだから、見ている側もうかうかしてはいられない。

また、キックの試合などでは、不良上がりの選手の応援団が、必要以上に熱いエールを送って独特の雰囲気を醸し出し、客席までヒリヒリする熱さだ。しかも、その客席には時折、哀川翔、力也、宇梶剛士といった男惚れするVシネマの帝王たちが、我を忘れて声援を送る姿も見かけられ、じつにうれしい驚きもあるのだ(とくにシュートボクシングの興行で目撃率高し!)。

大会場では禁止されがちな飲食も自由な後楽園ホール。ここでの観戦の魅力を映画監督・三池崇史氏はこう語る。

「僕の場合は試合なんか絶対やらない人間でしょ。だから、試合を見ながら酒を飲む、とくに後楽園ホールで飲むのが好きなんです。人が命を賭けて戦ってるところで、こっちはチクワ食いながら酒を飲んでるっていう、そのシチュエーションに居心地の良さを感じるんですよ」

選手に敬意を払いつつも目の前の殴り合いはとことん味わい尽くす。この姿勢こそ大人の楽しみ方。男なら、リング上の凄さがダイレクトに伝わる空間で神聖なる殴り合いを堪能してほしい。

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