早くもプレーオフ進出確実!?

田臥加入のサンズが開幕早々スタートダッシュ!

2004.12.09 THU

日本人初のNBAプレーヤー・田臥勇太が所属するフェニックス・サンズが好調だ。開幕15試合で13勝2敗、西カンファレンスのパシュフィック地区首位をキープ。序盤とはいえ、昨期は西カンファレンス14チーム中13位だったのだから、田臥はよほどのアゲチン男ってことか。違うか。

NBAはベンチ入りが12名。コートに立つのはたった5名。それだけにトレードやドラフトで選手が入れ替わることによって戦力の変化が起きやすい。昨期ファイナルまで進出したレーカーズでさえ、今期はヘッドコーチの交代や主力の移籍によって下位低迷が確実視されているくらいだ。

サンズの場合、ポイントガード(PG)に昨期アシストでリーグ3位のナッシュが移籍してきたことが大きい。ディフェンスに難ありのサンズだが、PGがゲームを支配できることで得点力がアップ。ゴールが決まれば相手がカンタンに速攻を出せなくなるから守備もしやすいわけだ。

となると同ポジションである田臥の出番は限られてくる。事実、開幕当初こそ楽勝ペースの終盤で起用されたものの、課題とされていたセンタープレイヤーの急きょ移籍で、ケガもしてないのに故障者リスト入り。放出されるかクビになるのではないかと心配する声もあるが、たぶん取り越し苦労。ナッシュや第2PGのバルボサに故障があると困るからだ。チームに3人のPGは絶対必要なのである。

だったら田臥を第2PGにしろよって? うーん、それが第2PGのブラジル人バルボサも、昨期ルーキーでサンズのスターターをこなした男。それよりは、フォワードあたりが体調を崩したスキにベンチ入り、の可能性のほうが高いだろう。

ナッシュを軸にレギュラーシーズンを乗り切りプレーオフ進出、タフな相手との闘いで田臥が“ラッキーボーイ”に。そんな希望を抱いて、今日のところはPGのモデルが若き日の田臥といわれる『スラムダンク』でも読み返すとするか。

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