サッカー・欧州CL、決勝トーナメント開始

まさにすべてが夢の対決!本誌注目はバルサVSチェルシー

2005.02.17 THU

いやあ、困ったものである。何がって、欧州チャンピオンズリーグだ。2月22日から行われる決勝トーナメント1回戦は、ビッグクラブ同士の対戦が目白押しなのだ。8つのカードのうち6つは、決勝戦としても十分に通用するほどである。

実際に生放送で試合を観るとしたら、僕はバルセロナ対チェルシーを選ぶ。

この両チームは、スペインとイングランドの国内リーグでそれぞれ首位を快走している。バルサは銀河系集団のレアル・マドリーを抑えて順位表のトップをキープし、チェルシーはアーセナルのベンゲル監督に「優勝は決まりだろう」とリーグ戦のタイトルを保証されているほど。レアル対ユベントス、マンチェスター・ユナイテッド対ACミランのような黄金カードもあるが、現在のヨーロッパで最新のトレンドとなっている両チームの激突こそ、04‐05シーズンのシンボル的なゲームなのだ。

基本的な構図は、攻めるバルサ、守るチェルシーとなるだろう。バルサは04年のFIFA最優秀選手ロナウジーニョを軸に、ポルトガル代表MFデコ、カメルーン代表FWエトーらが圧倒的なボール支配率で対戦相手を追い詰めていく。昨季の今大会でモナコの決勝進出に貢献した、フランス代表FWジュリーの存在も心強い。

チェルシーは昨年行われたグループリーグ6試合で、わずか3失点の堅守を誇った。攻撃陣も脆弱ではないが、バルサのように「魅せて勝つ」のではなく、「手堅く勝つ」のが彼らの流儀である。90年代後半にバルサで外国人監督の通訳を務めたモウリーニョ監督にとっては、馴染みのベンチに監督として座る“凱旋試合”となる。

90年代前半に欧州を制したドリームチームの再来といわれるバルサか。ロシアの石油王アブラモビッチ・オーナーが作り上げたチェルシーが、初のタイトル獲得へ接近するのか。ホーム&アウェーのバトルは2月23日、バルセロナの“巨大な要塞”カンプ・ノウで幕を開ける。

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