チームの戦略すら左右する一大事!

80年ぶりに改正を検討中オフサイドのルールが変わる?

2005.02.24 THU

わずか17条しかないサッカーのルールの中で最も大事で最も難しいルールのひとつがオフサイド。このルールを説明するのってホントに大変だったけど、あのトルシエ・ジャパンが採用した「フラット3」なんかのおかげで、すっかり認知されたカンジだよね。

そのオフサイドが80年ぶりに大改革されるかもしれない。変更を提案しているのはウェールズ協会。ペナルティーエリアの外にいる味方なら、ディフェンダーの位置に関わらず、いつでもパスしてオッケーってことにしようという提案で、サッカーの戦略を根本から変えてしまうかもしれない。そこで浮かんだのが「サッカーのルールって誰が決めるの?」「なんでウェールズ協会なの?」という素朴な疑問。

調べてみると、2つの疑問には関係があったんだ。サッカーにはIFAB(国際評議会)という機関があり、ルール改正の権限を持つのは世界広しといえどもこの機関だけ。毎年一度総会が開催され、ルール変更を話し合う。キーパーへのバックパス禁止(92年)や、試合中の飲み水許可(82年)なんていうルール変更も全部、IFABで決められたモノ。そして、今年は、今月26日にIFAB総会が開催され、ここでウェールズ協会が提案したオフサイド・ルールの変更が議題に上がる。で、「なんでウェールズ協会なのか?」。IFABは歴史的な経緯もあり、イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランドの4つの協会と、FIFAからの4代表で構成されている。IFAB総会では、この参加メンバーがルールについての変更を提案できる。そして、8人のメンバーのうちの4分の3以上、つまり6票の賛成が得られれば新ルールが誕生するという仕組みだ。

そういえばスローインをキックインするというルール変更は立ち消えになったけど、今回のオフサイドはどうなるのやら。W杯最終予選の行方と共に、オフサイド・ルール変更の行方も要チェックだね。

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