プロ野球・新名称球場総ざらえ

ネーミングライツ花盛り。続出するプロ野球の新球場名

2005.03.17 THU

プロ野球が開幕目前だが、ふと日程表を眺めてみると、聞き慣れない球場名が多い。これは「ネーミングライツ」(命名権。スポーツ施設などの名称を企業に売却するシステム)が盛んになってきた影響。ちょっとまとめて整理してみよう。

まずは話題の多い楽天イーグルスから。本拠地の県営宮城球場はネーミングライツにより「フルキャストスタジアム宮城」という名称になった。「フルキャスト」とは人材派遣会社の名前。球場は県のものなのでスポンサー料は楽天と県が3:1の比率で分けるという。契約は3年6億円だ。

次にソフトバンクホークスとオリックスバファローズ。ここがちょっとややこしい。ソフトバンクの本拠地・福岡ドームのネーミングライツは5年契約の約25億円でソフトバンクの子会社であるヤフーが取得。新球場名は「福岡ヤフー・ジャパンドーム(略称はヤフードーム)」となった。で、親会社ソフトバンクが球団を所有したことにより、子会社であるヤフーとソフトバンクBBがネーミングライツを取得していたオリックスのホーム球場のひとつ「ヤフーBBスタジアム」も新スポンサーを公募。来年2月に開港する神戸空港に就航予定の航空会社・スカイマークエアラインズが3年2億円の契約を結び、今季から名称が「スカイマークスタジアム」に。

最後に西武ライオンズ。ここも本拠地・西武ドームと2軍のネーミングライツを2年5億円(推定)で情報通信サービス業のインボイスが取得した。新名称は2軍が「インボイス」で球場が「インボイスSEIBUドーム」。「インボイスドーム」とならなかったのは「西武球場前」という駅があるから。インボイス側は当初駅名の変更も望んだが派生するコストが高く断念。利用者の混乱を避けるためアルファベットながら「西武」の名前が残った。

それぞれ名前は変われど、もちろん場所は従来通り。慌てて地図を広げる必要はないのですよ。念のため。

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