3月25日、W杯最終予選第2戦キックオフ!

W杯予選B組最大のライバル難敵・イラン代表の素顔

2005.03.24 THU

3月25日、サッカーW杯ドイツ大会へ向けた最終予選で日本代表はB組最大のライバル・イランとの大一番を迎える。イランといえば97年の予選で司令塔・アジジが前日まで車椅子に座っていながら試合でちゃっかりゴールを決める(笑)なんてこともあったなあ…なんて思っていたら、アジジさん、代表復帰していたんですね(3月16日現在)。今回も何か三味線を見せてくれたりして。と、そういえば最大のライバルのわりに僕らはイラン代表のことをあまり知らない。いったいどんなチームなんだろう?

イラン代表は「Team Melli(チーム・メリ)」という愛称で呼ばれ、攻撃の要である

“イランのキング”ことアリ・ダエイや、高原直泰のチームメイト―メフディ・マハダヴィキアなど欧州でプレーする選手も存在。04年のアジア最優秀選手に選ばれたアリ・カリミのように、欧州のクラブからオファーが殺到しているというのに「妻がテヘラン(イランの首都)を離れたくないと言うから」という理由で移籍を拒否している選手もいるから侮れない。ペルシャ人(イランの主要民族)は、ことのほか家族を大事にする傾向が強いのだ。

このように素晴らしいタレントを抱えているイランだが、時にチームが空回りするのが玉にキズ。その原因のひとつが多様な出身地を背景にした人間関係だ。たとえばダエイはアゼルバイジャンとの国境に近いアルデビルという街の出身。アジジはトルクメニスタンの血を引く。期待の若手・ザンディはドイツ人とのハーフだ。他にもアラブ(イランはアラビア語を使う“アラブ諸国”ではない)やロシアにルーツを持つ選手もいて、国籍は同じでも魂は多国籍、ともいえるのだ。それが人間関係を歪めチームワークが崩れる悪癖につながる場合があるという。う~ん、どこの国のサッカー界にもいろいろ事情があるんですね。ともあれ両チームにはいい試合を期待しましょう。もちろん祈・日本勝利! ですが。

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