プロ野球・ファンサービス温故知新

オールドファンにもビギナーファンにもうれしい企画が続々

2005.04.07 THU

「改革元年」をスローガンに、セ・パ両リーグともにペナントレースがスタートしたプロ野球。ファンサービスのあり方を見直し、どの球団からも趣向を凝らしたプランが次々と打ち出されている。なかでも、千葉マリンスタジアムで行われた開幕第2戦の始球式は実に圧巻だった。ロッテが最後に日本一になった74年当時のユニホームに身を包んだ、金田正一元監督率いる往年のナインが31年ぶりに集結。オリオンズ時代からのファンにとっては、夢のような光景だ。各選手がポジションにつき、外野から内野へとボールを回す。最後に金田監督からエースの村田兆治氏にボールが託され、プレイボール。現役時代さながらの140kmの剛速球に、スタジアム中が大喝采だった。「私たちと同じユニホームを着た、昔からのファンの姿もスタンドに見えた。皆さんが喜んでくれていることを感じられて、本当によかった」(二塁手・山崎裕之氏)。

また、阪神でも球団創立70周年を記念して、オールドファンには涙ものの企画が用意されている。79~81年に使用していたユニホームを復刻。セ・パ交流戦の阪神主催ゲーム限定で現役選手が着用する。シャツの襟首や袖口、帽子のヒサシに阪神カラーの黄色が入った懐かしのユニホームに、甲子園球場で再び出会える。

その一方でメジャー流を取り入れた新しいスタイルのファンサービスも登場。横浜スタジアムでは、昨年まで内野スタンドに設置されていた6mほどのフェンスを撤去。グラウンドの選手とスタンドのファンがじかに接することができるようになり、より間近で臨場感あふれるプレーを楽しめるようになった。広島市民球場ではオープン戦で、審判にボールを手渡すボールボーイに代わって球界初の「ベースボールドッグ」ミッキー君が登場した。ファンはもとより選手たちも「かわいい!」と大絶賛。今後の登板予定については、ミッキー君のご機嫌次第だとか。やっぱり野球はスタジアムで観るのが一番だ。

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