プロ野球セ・パ交流戦が開催中

ナイスゲーム、好プレーが続出大盛況のセ・パ交流戦に注目!

2005.05.19 THU

史上初の試みとなるプロ野球セ・パ交流戦が5月6日にスタート。翌7日には、全6球場で今季最多の13万6806人を動員するなど、どの試合も軒並み満員御礼の盛況ぶりだ。

今回の交流戦はホームとビジターで3試合ずつ、各チーム36試合を消化するのだが、ゲームが行われる球場によってあるルールが異なっている。投手の打順に打撃専門の野手が入るDH(指名打者)制の有無だ。75年から同制度を導入しているパの主催試合では採用されるが、セの主催試合では不採用。この取り決めには「日ごろ投手が打席に立つことがない、パのチームが不利になるのでは?」と懸念する声もあった。

ところがフタを開けると、1カード目に行われたセのホームゲームでは、いずれもパ打線が大奮闘! 西武が13‐4(6日・対広島)、福岡ソフトバンクが12‐1(8日・対ヤクルト)、千葉ロッテが18‐0(同・対横浜)と大勝している。

また、北海道日本ハムの本拠地・札幌ドームの第1戦では、肩の故障でここ1年間1軍出場がなく、まだ守備に付くことは難しい阪神の浜中おさむが「7番・DH」で復帰。見事に決勝打を放ち、ヒーローになるという感動的なシーンも生まれた。福岡ソフトバンクの王監督は、同じく肩痛の影響から普段はDHに入る内野手の松中信彦を神宮球場のヤクルト戦で「4番・レフト」に起用。2連勝を収めた。リーグ間の意向の違いにより生じた申し合わせに臆することなく熱戦が展開されていることが、交流戦ならではの醍醐味をさらに深めている。

なお、交流戦の成績はそのままレギュラーシーズンの順位へ反映されるが、期間中の勝率第1位のチームには協賛会社の日本生命より5000万円が、同チームから選出されるMVPには200万円が贈られる。リーグ優勝の行方を大きく左右するといわれる交流戦で弾みをつけ、ペナントレースを優位に持ち込むのは果たしてどのチームか? 6月16日まで続く交流戦の後半戦も、ますます目が離せない!

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