ドイツW杯予選・欧州の途中経過

悲願達成間近のウクライナと大苦戦する強豪・フランス

2005.06.23 THU

ドイツW杯予選突破第1号となった日本代表。ドイツ行きを目指し、各大陸の予選もこれから終盤を迎えようとしている。

そんななか、ヨーロッパ予選で快進撃を見せているのがウクライナだ。前回の02年W杯予選では、プレーオフに進出しながらも、あと一歩のところで初出場を逃した。今回は、前回のW杯3位のトルコ、欧州選手権のチャンピオン・ギリシャ、そして強豪デンマークという厳しいグループに入った。しかし、現在まで9試合を消化して、7勝2分けの無敗で単独首位に立っている。しかもアウェーのトルコ戦、ギリシャ戦を完封勝ち。その原動力は、何といってもACミランでプレーしている、世界的なストライカーであるシェフチェンコ。ACミランでヨーロッパ・チャンピオンズリーグに優勝した経験もあるが、世界一決定戦のトヨタカップで敗れるなど「悲運のストライカー」と言われてきた。しかし、そのシェフチェンコ率いるウクライナは次の試合、9月3日に行われるアウェーでのグルジア戦に勝てば、強豪国を抑えて初のW杯出場が決まる。

一方、大苦戦しているのがフランスだ。98年の地元開催のW杯で優勝。02年も優勝候補に挙げられ、04年のユーロでも優勝候補に名前が挙がっていた。しかし現在、予選の成績はアイルランド、スイス、イスラエルに次ぐグループ4位。スイスとともに消化試合が1試合少ないが、6試合でわずか5点という得点力不足を露呈。その原因はジダン、デサイー、リザラスらフランス代表を支えてきたベテラン選手が代表を引退。特にジダンの抜けた穴を埋められていないことが大きい。

残り4試合。アイルランド、イスラエルよりも1試合多いとはいえ、9月7日のアイルランド戦、10月8日のスイス戦はともにアウェーでの試合で、厳しい戦いが予想される。どちらかに負けるようだと、W杯出場に赤信号が灯る。フランスは奇跡を起こせるのだろうか?

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト