1勝1敗→3度目はどっちに正直!?

川嶋の強打か徳山のプライドか?7・18世界タイトルマッチに注目!

2005.07.14 THU

王者・川嶋勝重が前王者・徳山昌守を迎え撃つ、注目のWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチが、7月18日に大阪市中央体育館で行われる。

両者の対戦はこれが3度目だ。最初は03 年6月(横浜アリーナ)。当時この王座を保持していた徳山が、前に出る挑戦者・川嶋を巧みな試合運びで退けて3―0の判定勝ちをおさめ、7度目の防衛を果たした。

しかし、1年後の04年6月に同じ横浜アリーナで実現した2戦目は電光石火、川嶋が初回中盤に決めた右の豪打で徳山からダウンを奪う、衝撃の展開。テンカウント寸前で立ち上がった徳山だが、川嶋の猛追は容赦なく、後頭部をキャンバスに打ちつけるダウンを喫して試合終了。国内の世界戦では最短タイムとなる1ラウンド1分47秒で、9度目の防衛を狙った安定王者を川嶋が粉砕し、王座を奪取したのだった。

前回のこの対戦が初回の電撃KOで決まったという印象の強烈さを省いても、川嶋の優位は動かないと見る向きが多い。川嶋は王座奪取後、KO勝ちこそないものの2度の防衛を果たしているのに比べ、敗れた徳山は一度は引退を決意したこともあって、その後1試合もしておらず、1年以上のブランクを経ての闘いになるからだ。

日本人対決の最初は67年のSフェザー級「沼田義明×小林 弘」戦で、今回が16戦目(※過去に挑戦者が勝ったのは、この小林と昨年の川嶋のみ)。対戦前の舌戦が話題を呼びTVも高視聴率を記録した、94年バンタム級「薬師寺保栄×辰吉丈一郎」の激闘。リング上で『次は坂本選手とやります!』と指名するパフォーマンスもあって実現した、00年ライト級「畑山隆則×坂本博之」の1戦など記憶に残るものが多い。

「自分のプライドのため、自分を納得させるために闘う」(徳山)、「前回はラッキーパンチだった、なんて言わせないためにも、またKOを狙う」(川嶋)と、語気を強める両雄。後々まで拳史を彩り続けるような好ファイトを期待したい。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト