不気味な北島康介に自然体の柴田亜衣

世界水泳目前! 優勝候補の北島&柴田に直撃取材!

2005.07.21 THU

先日のミッションビエホ国際大会。北島康介は世界水泳で泳ぐ100mで今村元気に敗れた。北島は4月の日本選手権200mでも今村に敗れている。しかし、レース後の表情は意外なほどスッキリしていた。

「もちろんショック感はありますよ。でも、自分の準備不足ですから。完璧に調子がよくて負けるんだったら悔しいけど、自分でもある程度わかっている状態だから」

03年世界水泳と04年アテネ五輪も連覇した後、燃えにくい年だという感覚はあった。体の疲れはある程度取れても、神経的な疲労はなかなか抜けなかった。そんなモヤモヤした頭の切り替えができたのも、2度の敗戦があったからだ。

「勝負しにいって負けたんだから、それはそれで自分の実力だと思えば…。これから世界水泳までは、泳ぎを中心にやっていくしかないということも確認できましたから。負けて気づいたことは沢山ありますよ」

北島は「今は逆に楽しみですよ。100mでどんなことができるかって」と言うと、不敵な笑みを浮かべた。

そんな北島とは逆に、日本選手権以来順調な泳ぎをしているのが柴田だ。まだスピード練習をしてない状態のミッションビエホでも、400mと800m、1500m、800mリレーで優勝した。

「普通は五輪が終わったら気が抜けたりしますけど。私も1カ月オフをもらって一杯遊んで…。また普通に10月から泳ぎ始めると、今までと変わらない後輩がいてみたいな(笑)。日本記録という近い目標があったからすぐ気持ちも切り替えられたと思うけど、今までと変わらないような環境がいつものように巡って来たという感じで」

アテネで金メダルを獲ったが、山田沙知子の日本記録を破れなかった。だからこそ気持ちも途切れることがなかった。

「まずは自己ベストを出せれば満足ですね。それに結果が付いてくればいいかなって」

柴田は世界水泳を再び、淡々とした気持ちで迎えようとしている。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト