福原愛ちゃんが参戦して話題の…

卓球の「中国超級リーグ」ってどれくらいスゴイの?

2005.07.28 THU

北京五輪でのメダル獲得を賭け、さらなる成長を目指して福原 愛ちゃんが飛び込んだ「超級(スーパー)リーグ」。卓球王国・中国が誇るプロリーグのレベルとは、一体どれほど高いのだろうか? 月刊誌『卓球王国』の編集長、今野 昇さんに話をうかがった。「超級リーグができて今年で7年目ですが、それまで海外のリーグで戦っていた中国のトップ選手たちも、ほとんどが国内でプレーするようになりました。男子のレベルは世界トップのドイツのブンデスリーガに肩を並べ、女子は他のリーグを大きく引き離して、完全に世界ナンバーワンです。女子の個人世界ランキングでベスト5を中国勢が独占していることからも分かる通り、とにかく選手層が厚い。無名の中国人選手に、愛ちゃんが負けることもあるくらいですからね。愛ちゃんのお父さんも、『想定外の強さだ』と驚いていらっしゃいましたよ」

超級リーグは各市や省に拠点を置く、男女各12チームで編成。その下に2軍、3軍を抱えるチームも多く、エリート中のエリートである選び抜かれた3~5選手のみが超級の試合に出場できる。愛ちゃんが所属する遼寧本鋼集団も、シドニー五輪金メダリストの王楠選手や世界選手権3位の郭躍選手ら、そうそうたる顔ぶれが揃う。また、ドイツやデンマーク、カナダ、韓国、香港など世界の一流選手も参戦している。日本人選手は、四元奈生美選手(北京大洋佼佼)や小西 杏選手(上海東昌汽車)がいたが、現在は愛ちゃん1人だ。

超級リーグは6月の開幕後、ホーム&アウェイの総当たり戦による全22試合が12月まで行われる。1試合はシングル×4、ダブルス×1の5ゲームマッチで、先に3勝したチームの勝ちというシステムだ。

なおこの度、遼寧本鋼集団×河南報業のリーグ公式戦が、8月20日に岡山県総社市で開催される運びになっている。世界最強リーグで揉まれ、たくましさを増した愛ちゃんの姿と、世界トップレベルのプレーの数々に要注目だ。

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