メジャーリーグもいよいよ佳境

優勝への最大のハードル?「MLBの呪い」って何だ?

2005.08.25 THU

MLBの10月はレギュラーシーズンを勝ち抜いたチームがぶつかるプレーオフの季節。早いもので今年もプレーオフまで残り1カ月余となった。プレーオフへ向け、好調なのが昨年の王者・レッドソックス。2位ヤンキースに4.5ゲーム差をつけ、8月17日現在、ア・リーグ東地区首位をキープしている。

このレッドソックス、昨年まである「呪い」に苦しめられていた。後に打者として大スターとなるベーブ・ルースを宿敵ヤンキースに放出したことによる「バンビーノの呪い」(バンビーノはルースの愛称)が86年間、レッドソックスを王座から遠ざけていたというのだ。ルースがいた6年間はワールドチャンピオン3度。呪いと言いたくなる気もわかる。

MLBにはこういった逸話が多い。たとえば同じ呪いならカブスの「山羊の呪い」(「ビリー・ゴートの呪い」ともいう)。カブスが進出した1945年のワールドシリーズ(以下WS)の試合に山羊(ゴート)とともに入場しようとして断られたビリー・シニアスというファンが「2度とリグレー・フィールド(カブスの本拠地)でWSができないようにしてやる!」と呪いをかけたというものだ。以後、カブスは一度もWSにコマを進めていない。さらに「山羊の呪い」の恐ろしいところは選手にまで影響を及ぼしているのでは? という点。なぜかといえばWS出場チームに元カブスの選手が3人以上いると勝てないというのだ。このジンクスはなかなかバカにできず「EX-CUB FACTOR」という言葉が生まれたり、敗因として明言したGMいたほど。山羊の恨みは恐ろしい(笑)。

さて、そんなカブスの成績はというと…ナ・リーグ中地区3位で首位と17.5ゲーム差。どうやら今年も山羊はカブスを許してはいないようだ。ともあれラスト1カ月の首位争いとプレーオフは掛け値なしに面白いので、ぜひお見逃しなく。また新たな「呪い」が生まれるかもしれないし、なんて。

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