鳴り物が禁止になるかも?

私設応援団の許可制でプロ野球の応援はどう変わる?

2005.09.01 THU

吼えろ~!ドドン♪ 燃えろ~!ドドン♪ 我らのタイガース~!!ドドドン♪ 腹の底からシャウトできる瞬間を楽しみにしているプロ野球ファンにとって、ちょっと気がかりなニュースがありました。それは私設応援団の許可制。球場で応援をしたい私設応援団は、構成員の住所・氏名・応援の方法などを書いた申請書を球団へ提出。来シーズンからは、球団が許可した応援団だけ球場に入ることができるというルールです。今年7月のオーナー会議で決められたこのルール、ネライはズバリ暴力団の締め出し。手に汗握る試合の裏で、応援団の幹部にいる暴力団が傷害事件や脅迫事件を起こしたり、外野の自由席を大量に買い占め、高く転売したりといった事件が頻発していたんです。

当然ながら、こんなワルい人たちはごく一部。良識ある応援団は、驚くくらい統率がとれています。例えば、千葉ロッテマリーンズ応援団。彼らは応援団に付き物だった鳴り物を極力使用せず、拍手と掛け声だけで応援、さらに、スタンドのゴミを率先して片づけることから、02年の毎日スポー人賞・文化賞を受賞しています。

でも、うるさく聞こえる鳴り物でも選手達には大きなチカラを与えることもあるようで、トランペット応援第1号の広島・山本浩二(現・広島監督)は「応援歌とバットスイングが完璧に一致したときはいい結果がでた!」と話してます。もちろん、鳴り物大反対っていうファンもいます。オーナー会議でも一番重要視されたのがその「平穏観戦権」、つまり一般の観客が安全かつ平穏に観戦を楽しむ権利で、「人権」のひとつと考えられています。静かな球場で、バットがボールを叩く音、快速球がキャッチャーミットに吸い込まれる音を楽しみたい! そんなファンを守るためにもルールを作ったんですが、結局、球団が許可すれば鳴り物はOKに。野球の音も楽しみたいアナタには、「鳴り物禁止」の仙台フルキャスト・スタジアムがオススメです。

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