F1、もうすぐ日本グランプリ

結果を出せない佐藤琢磨日本GPは背水の陣だ!?

2005.09.22 THU

佐藤琢磨、来季のシートに赤信号!」ベルギーGP後のスポーツ新聞には、おそらくそんな見出しが躍っていることだろう。うーん、困った、正直に言って来季のBAR残留がちょっと厳しくなってきた…。

この2年間、BARホンダでジェンソン・バトンとコンビを組んできた琢磨だが、彼の来季を巡る状況は今、微妙な段階を迎えている。それというのも相棒のバトンが複雑な契約問題の渦中にあるからだ。

昨年、ウイリアムズへの移籍を強行しようとして裁判沙汰になったバトンだが、今年は一転、来季ウイリアムズとの契約があるにもかかわらずBARへの残留を希望。契約解除を求めるバトンとウイリアムズの話し合いはこう着状態に陥っている。

一方、バトンが移籍せざるを得ない場合に備えてBARホンダは既に現フェラーリのベテラン、ルーベンス・バリチェロの獲得を発表。仮にバトンがウイリアムズとの契約を解除し、BARに残留することになれば、琢磨は自動的に来季のシートを失ってしまうことになるわけだ。

期待に反して最悪のシーズンを送ったBARホンダだが、そのなかでもチャンスを確実に生かしてポイントを重ねているバトンに比べ、今年の琢磨は全く歯車が合わず、いくつかの不運と自らのミスも重なって第16戦ベルギーGP終了時点でわずか1ポイント。しかし、それでもバトンがウイリアムズとの契約を解除できなければ「BARホンダがあえて琢磨を切ることはないだろう」というのが、これまで大方の見方だった。ただし、それも琢磨が残りのレースで結果を残し、周囲の信頼を取り戻せたらという条件付きでのハナシ。ベルギーGPでも琢磨はレース序盤、わずか14周で前を行くシューマッハに追突して自滅…。バトンが3位入賞を果たすなか、さらに周囲の評価を落とす結果となってしまった。

今シーズンも残すところあと3戦。地元日本GPは琢磨にとって文字通り、背水の陣での闘いとなる。

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