9/30~10/2 WRC「ラリー・ジャパン」開催

“公道世界最速決定戦”が北海道に上陸中!

2005.09.29 THU

ラリー、と聞いてR25世代では何を連想する人が多いのだろう? テニスや卓球でのストロークプレーの応酬だろうか。でも、ここで話題にしたいのはクルマの「ラリー」。その最高峰である世界ラリー選手権(WRC)の一戦「ラリー・ジャパン」が、9月30日~10月2日に北海道・十勝地方で開催される。

F1に代表されるサーキットレースと違って、ラリーは天下の公道を使って行うモータースポーツ。その頂点に立つWRCは、いわば“公道世界最速”を争う競技だ。

使用するマシンは普通に販売されている市販車がベースだが、その実態は自動車用の最先端技術の塊。あえて値段を付ければ、1台で約1億円といわれる。競技自体は、1台ずつのタイムアタックを繰り返す形式。サーキットを何十周も回るレースと違いコースを記憶するのは不可能だが、たとえ見通しが利かない場所でも、ドライバーは全開でぶっ飛ばしていく。助手席のナビゲーターが、コースの特徴を事細かに記したペースノートを絶妙の間合いで読み上げてくれるからだ。ラリーとは2人の呼吸が勝敗の行方を大きく左右する競技なのだ。 

現在、WRCは全16戦のシリーズで開催され、ドライバーと自動車メーカーの2つの選手権が争われている。今年度の参戦メーカーは6社。日本からはスバルと三菱自動車が出場しているほか、小型車によるジュニアWRCにはスズキが参加している。

長年にわたって日本のメーカーが挑んできたWRCだが、肝心のラリーそのものが日本で開催されたのは、実は昨年の「ラリー・ジャパン」が初めて。地元の盛り上がりもあって、3日間で延べ21万人もの観客を動員し大成功を収めた。シリーズ第13戦として開催される今年の最大の注目は、昨年同大会を圧勝したスバルのペター・ソルベルグと今季圧倒的な強さを見せているシトロエンのセバスチャン・ローブのガチンコ勝負か。結果次第では、ここで王者が決まる可能性も高い。秋本番を迎えた十勝の大地がいま熱く盛り上がる。

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