LA.クリッパーズと契約!

田臥勇太のリベンジが再びNBAブームを起こす!?

2005.10.20 THU

昨年、日本人初のNBAプレーヤーとしてサンズでプレーした田臥勇太。残念ながら途中解雇されたものの、CM出演、TV番組のゲストなどマスコミへの露出も増え、バスケットのルールも知らないような人にまで、田臥の名は知られることになった。

そして、今年もまたチャンスが巡ってきた。ロサンゼルスを本拠地とするクリッパーズと契約を交わし、キャンプ参加が認められたのだ。新聞はいっせいに「田臥、契約!」と書き立て、NBA入りが決まったかのような騒ぎだ。

しかし、NBAのシステムは甘くない。プレシーズン開幕時とレギュラーシーズン直前の2回、ふるいにかけられるのだ。もしもそこで放出され、他チームから声がかからなければアウト。田臥自身、オフィシャルHP(www.tabuseyuta.com)で、オールスタープレーヤーのピアースが必死で練習に取り組む姿を見て「尊敬の気持ちを抱いた」と書いているが、NBAのサバイバル競争はそれほど激しいのである。

昨年のサンズと比べると、クリッパーズは選手が若く、戦力も劣るので出番はありそうに思える。ただ、田臥のポジションであるポイントガードには、ベテランのキャセールが移籍加入。レギュラーの座は堅い。狙いは控えのガードだ。ライバル選手は2mを超す長身で、小柄な田臥より守備力は上と考えていいだろう。攻撃力で実力の差を見せつけなければ苦しくなる。すでにスピードとパスのスキルは証明されているから、課題とされるシュート力をどこまでアピールできるか。プレシーズンマッチで積極的に打つと思われる3ポイントシュートの確率にすべてがかかっているかもしれない。

11月1日、レギュラーシーズン開幕に田臥がサバイバルしていたら、今度こそNBA熱がグッと高まるはず。そうなれば、消えて久しい民放の深夜枠がよみがえるかも。来年は日本で世界選手権開催も決まっているだけに期待は大きい。

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