21年ぶりに無敗の三冠馬誕生か?

三冠最後の一戦、菊花賞にディープインパクト出走!

2005.10.20 THU

この秋、中央競馬一番の注目イベントはなんといってもディープインパクトの「三冠獲り」だ。秋の始動戦・神戸新聞杯を圧倒的な強さで制した同馬はこれで6戦6勝。無敗のまま10月23日のGI菊花賞へ出走する予定。

中央競馬の「三冠」といえば通常、皐月賞・ダービー・菊花賞の3レースを指す。いずれもクラシック競走と呼ばれ、昭和初期から行われている伝統の大レースだ。

これまで三冠馬は5頭しか出ていない。今回、ディープが菊花賞を勝てば無敗の三冠馬となり、これはシンボリルドルフ以来21年ぶり、史上2頭目。今度の菊花賞は歴史的な瞬間になる可能性大なのである。

「この馬は私が見てきた競走馬の中で3本の指に入ります。残り2頭はシンボリルドルフとナリタブライアン」と語るのは競馬専門紙『勝馬』編集長の飯森均さん。40 年間競馬を見続けてきた人の言葉である。

「シンボリルドルフは戦績もレースぶりも優等生タイプ。反面、豪快さに欠けていたとも言えます。ナリタブライアンが勝った時の強さはディープに見劣りしませんが、こちらは時に取りこぼして負けることがありましたからね。ディープは2頭の良いところを合わせ持ったような感じです」

ダービー時の『R25』誌上でディープの優勝確率90%とした飯森さんだが、今回の優勝確率は少し下がるという。
「85%ぐらいでしょうか。ステップレースでは少し馬体を緩めに作り、本番へ向けて絞るのが理想ですが、ディープは神戸新聞杯時の馬体重が春のダービー時と同じでした。これがちょっと気になる点。それと未経験の3000mという距離がどうか…」

3000mの菊花賞は人間の陸上競技でいうとマラソンみたいな長距離戦。過去に大本命馬が距離の壁に泣いた例はある。けれど、飯森さんも「それは取り越し苦労かもしれない」と話す。
果たして、そこにはどんなドラマが待ち受けているのか? とにかく待ち遠しい菊花賞のゲートインである。

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