欧州は順当、アフリカでは波乱が!

W杯予選いよいよプレーオフへ残り5枚のキップの行方は!?

2005.10.27 THU

10月中旬の世界は、サッカーを中心に動いていた。あらゆる国のテレビネットワークが、佳境を迎えたW杯予選の動向を詳報した。

欧州予選に波乱はなかった。圧倒的な強さを見せたオランダが2大会ぶりに予選を突破し、イタリアとポルトガルも危なげなく本大会へ。苦戦が伝えられたフランスはジダン復帰で停滞ムードを断ち切り、逆転で1位に滑り込んだ。ベッカム率いるイングランドも、ポーランドとの直接対決を制して首位に収まった。04年欧州選手権優勝のギリシャ敗退はニュースだが、激戦の欧州地区では起こりうる事態だ。

残り3枠を争うプレーオフは、ノルウェー対チェコ、スペイン対スロバキア、スイス対トルコの組み合わせとなった。各国のメディアは、プレーオフ限定で前キャプテンのネドベドが復帰を示唆したチェコと、予選終盤に攻撃力が爆発したスペインの優勢を伝える。一方で、スイス対トルコは意見が分かれる。ドイツW杯の組織委員長を務める“皇帝”ベッケンバウアーは、「互角の勝負だ。スイスは1位で予選を突破してもおかしくなかったし、トルコは十分に警戒すべき相手だ」と話している。

チュニジアを除く4カ国が初出場のアフリカでは、超ド級の悲劇が起こった。本大会の常連カメルーンである。1対1で迎えた後半ロスタイムのPK失敗で、コートジボワールに出場権をさらわれてしまったのだ。4大会連続出場を狙った強豪のナイジェリアも、アンゴラと勝ち点で並びながら直接対決で後塵を拝した。

南米5位とオセアニア1位のプレーオフは、4年前と同じウルグアイと豪州の対戦に。3回連続でプレーオフ敗退の豪州は、悲運のサイクルにピリオドを打つべく、元韓国代表監督のヒディンクを招へいした。 

アジア5位の座を確保したバーレーンは、北中米カリブ海4位のトリニダード・トバコと対戦する。環境の違いが歴然とした2カ国だけに、試合前の準備がドイツ行きのポイントになりそうだ。

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