カズ、シドニーFC移籍

カズが挑む「クラブ版W杯」なぜ日本勢は出場しないの?

2005.11.02 WED

12月11日から日本で歴史的なサッカーの大会が開催される。その名は「世界クラブ選手権」。6大陸の各クラブ王者が一堂に集結し、世界一のクラブ王者を決めるいわば「クラブ版W杯」(FIFA・ブラッター会長)。その第1回大会が日本で開かれるのだ。

日本で開催されるこの世界クラブ選手権にはJリーグのクラブは参加しない。いや、参加できないと言ったほうが正しい。この大会に参加するにはアジアのクラブナンバー1を決める大会、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)を勝ち抜き、優勝することが条件となる。今年、日本からは横浜F・マリノス、ジュビロ磐田がACLに参加したもののグループリーグで敗退。世界クラブ選手権への道は絶たれてしまった。

代表レベルではアジアのトップに立ちながら、なぜ日本はグループリーグで敗退してしまうのか? 横浜FMの岡田武史監督はこの問題に対し「協会、リーグのバックアップが足りない」と言い切る。韓国や中東勢は各国協会がACLに出場するクラブを全面的にバックアップ。日程などもACL優先で調整されている。それに対し日本は「ACLを勝ち進めば水曜日に気温差が30度くらいある中東で試合を行い、帰国後6時間の時差をクリアしたうえで週末にJリーグを戦う」(岡田監督)というのが実情だ。ACLはJリーグと平行した日程で行われている。Jクラブがアジアの王者になるためには、日程の調整を含め協会、リーグの協力がなくては難しい。日本サッカーはまだまだ進化している過程。協会、リーグとクラブの信頼関係が生まれてこそアジア王者への道が近づいてくる。

しかし、今回はJクラブの世界クラブ選手権の挑戦はならなかったが、シドニーFC(オセアニア代表)の一員として三浦知良が世界の舞台に挑戦する。38歳になる日本サッカーのパイオニアがどんな活躍を見せてくれるのか、期待せずにはいられない。

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