日米プロ野球レギュラーシーズン終了

タイトルとは無縁でも賞賛すべき記録がある

2005.11.02 WED

青木(ヤクルト)の200本安打突破や野村(広島)の2000本安打など、今季も多くの記録が達成されたプロ野球。しかし、その陰でけっこうスゴイのにあまり取り上げられない記録も存在する。今回は、そんな隠れた今季の大記録を日米問わず集めてみた。

たとえば、31年ぶりにパを制したロッテからは、1963年の南海以来史上3度目となる2ケタ投手6人が誕生。ロッテに続くのはソフトバンクの4人で、巨人、日ハム、オリックスは1人。楽天に至っては0。今年のチーム状況が見て取れる。そんな先発陣の活躍も救援陣の支えがあってこそだが、なかでも中日の岩瀬が入団年から7年連続で50試合以上の登板を記録。時代も起用法も異なるが、1956年から秋山 登(大洋)が作った9年連続にも迫る勢いだ。また、その激務の中で46セーブを挙げ、佐々木(元横浜)が持っていた日本記録まで更新したのだからもう言うことなし。

打者の方では松中(ソフトバンク)の3年連続100打点突破という数字に目がとまる。故障で出遅れたうえ、シーズン中盤には5番・城島がリタイアの中で見事に4番の働きを全うした証だ。日本記録となる王の7年連続を目指してほしい。

打点と言えば、メジャーではA・ロドリゲス(ヤンキース)が8年連続100打点以上をマーク。日本とは試合数の違いはあるが、30歳になったばかりの主砲にはメジャー記録(L・ゲーリックらの13年連続)更新の期待も高まる。また、ヤンキースからは100打点トリオが誕生(ロドリゲス、G・シェフィールド、松井)。同じ顔ぶれによる2年連続はチーム68年ぶりの快挙でもあった。素晴らしい記録が生まれた一方で、G・マダックス(カブス)の連続15勝以上という偉大な記録が17シーズンでストップ。伝説の男、C・ヤングの15年連続を抜き去り自己記録を更新中だった。

しかし、改めていずれ劣らぬ大記録ばかり。今後はタイトル争いとは別のところでの数字にも要注目だ。   

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