今度の相手はベネズエラの技巧派

亀田興毅がアウトボクサーとの初対戦で苦戦する!?

2005.11.17 THU

いまや「SMAP×SMAP」に出演すれば、当のSMAPを差し置いて瞬間最高視聴率をマークするほどの人気者となった亀田興毅。その亀田の9戦目が11月26日にさいたまスーパーアリーナでおこなわれる。“世界前哨戦”と位置づけられた今度の相手はベネズエラのノエル・アランブレット。前WBA世界ミニマム級王者の強豪ボクサーだ。

だが、今回のアランブレット戦、じつは前世界チャンプとの対戦という以前に、亀田にとって初体験のものが2つあるのだ。

まずひとつ目はアランブレットがベネズエラ人ボクサーということ。そう、亀田のこれまでの対戦相手は8人全員がタイ人で、米国に次ぐボクシングの本場、中南米のボクサーと戦うのは初めてなのだ。そしてもうひとつは、アランブレットがアウトボクサーであること。アウトボクサーとはジャブを放ちながらつねにフットワークを使い、相手と一定距離を保つ技巧派のボクサーのことで、いわば亀田が相手に接近して強打でなぎ倒すマイク・タイソンだとすれば、アランブレットはモハメド・アリ。事実、KO負けが一度もないくらいで、こういうフットワークで幻惑するボクサーとも亀田は対戦経験がないのである。

では今度の試合、亀田は苦戦するのだろうか。ひとつはっきりしているのは、亀田にとってこのアランブレット戦など眼中にないということだ。来年11月の20歳の誕生日までに世界王者となるのが目標の亀田にとって、この試合はあくまでも世界前哨戦。そもそもアランブレットを対戦相手に選んだのだって、現WBA世界フライ級チャンピオンのロレンソ・パーラにファイトスタイルが似ているという理由からだった。

実際、亀田は世界を見据えて、このところディフェンスを徹底して強化し、前戦の東洋大平洋タイトルマッチでも完璧な防御をみせて相手をボコボコにした。世界チャンピオンじゃないのにボクシング界一有名な男、亀田興毅。でも世界までは、おそらくあとわずか数戦の辛抱だ。

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