12/16~18、フィギュアGPファイナル

浅田真央ちゃん、15歳。特例でのトリノ出場はあるか!?

2005.12.08 THU


フィギュアスケート女子シングルのトリノ五輪代表争いが、すい星のごとく現れた15歳の少女のおかげで騒然となっている。彼女の名は浅田真央。世界の強豪が集まるグランプリシリーズ第3戦中国杯で2位、続く第4戦フランス杯で優勝。GPシリーズ上位6人によるGPファイナル出場権を獲得した。

12月16日から東京で開催されるGPファイナルは文字通り今季フィギュアの世界一決定戦。日本スケート連盟も23日からの全日本選手権を待たずに、3位以内に入った選手はトリノ五輪代表に内定の可能性あり、としている。しかし、浅田は世界スケート連盟(ISU)が設けた年齢制限「05年7月1日時点で15歳」に、わずか2カ月足りないためトリノ五輪に出場できない。日本スケート連盟がISUに“特例”を認めるよう働きかけたとの噂もあったが、現時点でISUは浅田の出場を認めていない。

日本の女子フィギュアは世界ランク1位の荒川静香を筆頭に安藤美姫、村主章枝、恩田美栄と4人がトップ10入り。さらに中野友加里がGP最終戦NHK杯で優勝するなど、層の厚さは世界随一だ。にもかかわらず、関係者が浅田にこだわるのは、おそらく浅田を第2のミシェル・クワンにしたくないからだろう。96年、15歳で世界選手権に優勝、98年の長野五輪で優勝候補筆頭に挙げられながら2位に甘んじ、02年ソルトレイクも3位に終わったクワン。今年で25歳になり、希代の天才少女も五輪無冠のまま、キャリアを終えようとしている。

クワンを長野五輪で下した当時15歳のタラ・リピンスキーを見て「幼いのにすごいな」と本格的にフィギアを始めたという浅田。そのリピンスキーは米ABCTVの浅田の五輪出場を訴える特集で浅田を援護。それを見た浅田も素直にうれしかったと笑う。「トリノに行けるのなら行きたいです。でもルールだから。バンクーバーを目指します」。GPファイナルで浅田が3位以内に入れば、世論に負けて翻意、という可能性もなくはない。

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