もうすぐ開幕。WBCの意外な優勝候補

MLBのドリーム打線はドミニカ共和国にあり!?

2006.02.23 THU

野球のナンバーワン決定戦」と銘打ったWBCことワールドベースボールクラシックが3月3日に開幕する。野球の国際大会にメジャーリーグの選手が参加するのは初めてとあって注目が集まるこの大会。最高峰の選手たちが祖国の国旗の下に集まりドリームチームを結成する、まさに野球版ワールドカップというべき一大イベントだ。

ドリームチームといえばバルセロナ五輪で無敵を誇ったバスケ米代表チームを思い出す人もいるだろう。WBCでも米代表が優勝候補の筆頭なのは間違いない。クレメンス、ジーター。メジャーファンならずとも耳にする名前が並ぶラインアップは豪華絢爛。特に投手力と選手層の厚さではずば抜けている。しかしバスケのドリームチームのように敵なしかというとそうでもないのだ。現在メジャーリーガーの約2割は中南米出身選手であり、多くのスター選手が祖国であるプエルトリコやベネズエラの代表選手として参加するからである。

特にドミニカ共和国の打線は驚異だ。A・プホルス一塁手は昨年のナ・リーグMVP。指名打者のD・オルティス、外野手のV・ゲレーロ、M・ラミレスでア・リーグMVP投票の2~4位を占めた。いずれも毎年3割30本100打点がノルマのメジャーを代表するスラッガーだ。米代表でさえ同レベルの期待を受けているのはA・ロドリゲス三塁手ぐらいと言っていいだろう。迫力からして、真のメジャーのドリーム打線を擁するのはドミニカ共和国だといって過言ではない。

一流どころを揃えた米投手陣だが、例年なら調整期間である3月に本来の力が出せるのか不安が残り、強みである投手力が十分に生きない可能性もある。一方、ドミニカ共和国の打者の中にはM・テハダ遊撃手のようにウィンターリーグに参加して実戦感覚を保ったまま、万全の状態で大会に突入する選手がいる。本命アメリカを脅かすドミニカ共和国の強力打線に注目だ。

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