3/12、バーレーンGPでF1開幕!

史上初“純日本チーム”で挑む「スーパーアグリ」の前途は!?

2006.03.02 THU


3月12日のバーレーンGPで開幕する今年のF1。レギュレーション変更で2.4?V8と昨年より小さくなった新エンジン、1年ぶりに復活するレース中のタイヤ交換、遅いクルマから順にふるい落とされる“ノックアウト方式”の予選…など。新たな見どころも多いシーズンだが、日本のファンが一番気になっているのはやはり、元F1ドライバーの鈴木亜久里がチーム代表を務める新チーム、「スーパーアグリF1」の参戦だろう。

昨年11月に公式に計画を発表した後も、FIA(国際自動車連盟)へのエントリー申請を一度は却下されたり、佐藤琢磨との契約がなかなか決まらなかったり…。“難産”ぶりにハラハラさせられたファンも多かったが、1月末にようやくFIAからエントリーが認められ、開幕まで1カ月を切った2月中旬にはホンダV8を搭載するニューマシンのSA05がテストを開始。佐藤琢磨、井出有治という史上初、日本人コンビのドライバーも正式に発表されて、これで何とか滑り込みセーフ! すでに開幕まで残り数週間というタイミングではあるが、新チームは当面最大の敵だった「時間」との戦いに競り勝った。

だが、本当に大変なのはむしろこれから。ホンダV8エンジンを搭載するとはいえ、シーズン序盤に使用するSA05は4年落ちの旧アロウズを改造した暫定版マシンだし、チームの規模も予算もF1では最小クラス。世界の大手自動車メーカーが“仁義なき全面戦争”を繰り広げる現在のF1で、急造チームのスーパーアグリF1に、いきなり好成績を期待するのはどう考えても無理というものだ。シーズン前半は最後尾グループの常連を覚悟。ホンダの全面支援を受けて開発中の新車、SA06の投入が予定される6月以降、何とか中段グループに食い込みたいというのが現実的に見た今シーズンの目標か? もちろん、佐藤琢磨にとってもかなり厳しい1年となることは間違いなく、文字通り心機一転「一から出直し」のシーズンとなるはずだ。

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