バドミントン・世界を狙う美女ペア

ルックス先行の印象を打破した小椋久美子&潮田玲子に注目

2006.04.20 THU

2年に一度行われる国別対抗選手権。男子のトマス杯と女子のユーバー杯は、世界バドミントン界のビッグイベント。かつては5回優勝している日本女子も、80年代前半からはタイトルから遠ざかっているが、4月28日から仙台と東京で開催されるこの大会の日本チームの目玉は、何といってもビジュアル・ペアとして注目されている“オグ・シオ”に他ならない。

02年にオールジャパンのシングルを制したパワーの小椋久美子と、技の潮田玲子。中学・高校時代からライバルだったふたりは、ペアを組んで世界と戦うため、ともに三洋電機に入社。社会人1年目の02年から将来を嘱望され、特別枠で全日本チーム入りして世界の大会を転戦していたのだ。

「最初のうちは、実力もないのに国際大会へ出させてもらって、という迷いもありました。互いにケガでも苦しんだし…」

こう話すふたりだが、04年に全日本社会人とオールジャパンのペア2冠を達成して「やっと周りの評価に実力が追いついてきたかな」という気持ちになれたという。

そのころからバドミントン協会制作の指導ビデオなどに出演するようになり、競技の広告塔としての役割を与えられたが「まずは結果を出すこと。それでマスコミに注目され、バドミントンが少しでもメジャーになっていけばうれしい」と、若いながらも大役を引き受けていたのだ。

勝利への意欲を持ち始めた05年にはヨネックスオープン3位、オランダオープン3位、デンマークオープン優勝と国際大会でも好成績をあげ、今年の3月30日現在の世界ランキングは4位と、強豪からもマークされる存在になってきた。

今回のトマス&ユーバー杯は、サーブ権がなくても得点になるラリーポイント制の新ルールが採用される。スピーディでスリリングな試合に、「ミスができない」という緊張感も加わってくる。そんな大会で“オグ・シオ”が強豪を相手にどう弾けるかと、興味は尽きない。

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