激戦FWには玉田、巻ら5人を招集

W杯日本代表メンバー決定!注目の先発2トップはどうなる!?

2006.05.18 THU


ジーコジャパンの最終型が、ついに決定した。国内最終試合を終えた2日後の5月15日、W杯登録メンバー23人が発表されたのだ。

ジーコ監督は「隠しごとはしない」のが信条で、これまで何かを決定する際にサプライズはなかった。ところが、今回のリストに記者会見場はどよめいた。「23人はGKが3人で、あとは各ポジションに2人ずつ」という事前のアナウンスとは異なり、FW(2トップ)に5人の選手が選ばれたのである。ジーコ監督は今年のテストマッチで久保竜彦を繰り返し起用し、FWの軸としての期待をにじませてきた。ベストメンバーが組まれた2月のテストマッチでも久保は2トップの一角に指名されている。

しかし、コンディションが上向かないことから、長身でポストプレーを得意とする同タイプの巻 誠一郎を招集したと考えられる。また、足の骨折からリハビリ中の柳沢 敦に不確定な要素が残ることで、4人だけではリスクがあると考えたのだろう。体調に不安が残る久保と柳沢のうちひとりを落とし、5人のFWをドイツへ連れて行くのは妥当な判断だった。その分MFがひとり少ないが、FWの玉田圭司を攻撃的なMFで起用するオプションもある。また、DF登録だが本職はMFの中田浩二の存在も心強い。左サイドバック、センターバック、ボランチをこなす中田浩二は、本大会での隠れたキーパーソンである。

気になる先発の2トップだが、高原直泰を軸とした組み合わせになるはずだ。ドイツでプレーする高原は、W杯の試合会場で何度もゲームをしている。いま自分がどこにいるのかを、スタンドのゲートや垂れ幕などから判断できるのだ。これは、小さなことだが見逃せないアドバンテージである。パートナーを務めるのは柳沢か。FWでは唯一、前回大会に出場しており、ジーコの信頼は特に厚い。フランス2部で経験を積んだ大黒将志はスーパーサブとして、Jリーグで好調な巻にはラッキーボーイ的な活躍を期待したい。

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