広島・佐々岡投手が史上2人目の快挙!

100勝&100セーブの投手に、名球会入りの可能性はあるか?

2006.06.15 THU

プロ野球界で先月、二つの偉大な記録が達成された。一つは石井琢朗(横浜・35歳)の2000本安打。実は石井は、かつての本職だった投手として1勝している。投手で1勝して2000本安打を記録したのは、川上哲治氏しかいない。もう一つは広島・佐々岡真司(38歳)の先発通算100勝。ストッパーとしても活躍していた佐々岡はすでに100セーブをマークしており、先発投手の100勝しての100セーブは、あの江夏 豊氏以来こちらも2人目。先発に限らず100勝しての100セーブも過去に5人しかいない珍しい記録だ。しかし今回、名球会入りできたのは石井のみ。佐々岡は「200勝または250セーブ以上」という規定をクリアしていないからだ。100勝100セーブだって大変な記録のはず! 解説者の斉藤明夫氏に聞いてみると「単純計算で10勝を10年、10セーブを10年続ける。今後は出ない記録かもしれませんね」。

中4~6日で登板が回ってくる先発と違い、リリーフエースはいつ登板が来るかその日の試合にならなければわからない。しかも、登板の翌日はベンチに入らなくてもいい先発と違い、リリーフは毎日ベンチに入って肩を作る。仕事内容がガラリと違う先発とリリーフ。両刀遣いになる秘訣は?
「基本的にスタミナと故障のない体がないとダメだが、佐々岡の場合は肩に負担のかからないフォームをしている」(同氏)

さらに当然テクニックも必要になるが、「佐々岡は球にキレがあるし、コントロールがいい。カーブでストライクをとれるから先発でも緩急をつけた投球ができる。リリーフに必要な精神的強さもある」(同氏)

100勝100セーブでも名球会入りを認めてほしいという斉藤氏。今後、規定が変更されることはないのか?「そういう声が大きくなれば、総会で規定を変更する可能性はあります。時代の流れに合わせて規定は変えてきましたから」(名球会事務局)。

斉藤氏を含め、新たに5人の名球会入り投手が誕生する日が来るかも!?

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