日本代表、4年後へスタート

ジーコに足りなかったのは?次期日本代表監督の条件

2006.07.06 THU

約1カ月に及んだW杯もいよいよ大詰め。だがグループリーグを突破できなかった日本の話題は既に次期日本代表監督に集まっている。失意の日本を救えるのは果たして誰か。日本代表を取材し続けてきたスポーツライターの戸塚啓氏は次のように語る。
「注目は日本と同クラスの国の人材。特にメキシコの、日本人と同じような身体のサイズで、世界の頂点に近いサッカーは参考になる。または日本人と日本のサッカーについてあらかじめ理解している人。ただ、一番大切なのは日本語を話せる、あるいは学ぶ意欲のある人かどうか。細かいニュアンスをダイレクトに伝えられるか否かの違いはジーコを見ていて痛感したところです」

果たしてふさわしい人材は誰なのか…と考えていたところ、川淵キャプテンがウッカリ発言。J1・千葉のイビチャ・オシム監督に次期日本代表監督としてオファーしていることが明らかとなった。オシム監督は長年、低迷していた千葉をナビスコカップ優勝やJ1上位に導いた名将。含蓄あふれる発言は『オシムの言葉』として本にまとめられたほどだ。

「人とボールがよく動き、観ていて楽しいサッカーをする人。戦術も柔軟性に富んでいます。スタッフやチーム体勢にもいろいろなアイデアを提案してチーム全体を高めていく点も魅力的」(サッカー新聞「EL GOLAZO」内田浩嗣氏)

事実、オシム監督は日本代表監督就任の条件のひとつとして将来の監督を念頭においた日本人コーチの就任を希望しているとの報道もあった。では気になるコミュニケーション面は?

「現在は通訳をつけていますが、オシム監督は選手だけではなく周りにいる人すべてを高いレベルを求めることで鍛えます。それは通訳や記者に対しても同じ。実際、千葉で結果を残しているわけですから、あまり心配はないと思います」(内田氏)

新生日本代表の行く末やいかに。

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