本場ドイツでプロ契約

日本代表・塩田義法選手が飛びこんだ水球の魅力

2006.08.24 THU

問題です! スポーツのポジションで「フォワード」「ミッドフィルダー」といえば…(サッカーと答えたキミ、クイズ番組ならお手つきです)サッカーが代表的ですが、では、「ドライバー」「フローター」といえば一体何のスポーツでしょうか?(5秒くらい考えましょう)ブーッ! はい、正解は水球。

R25を軽く超えてる世代の読者は「吉川晃司がやってたヤツね!」とピンと来るかもしれないけど、正直、まだマイナーです、水球って。簡単に説明すると、水球はプールでやるハンドボール。ハンドボールで喩えるところがまた地味だ(笑)。1チームは7人で、水深2mを超える深いプールで泳ぎながらボールを運び、相手ゴールに入れる。たったコレだけなんだけど、その運動量は他のスポーツの比ではない。プレー中は、ず~っと巻き足(立ち泳ぎ)状態だし、さらに、カラダのほとんどが水中だから審判から反則が見えない。そのため、水面下での蹴り合いは凄まじく、水球が「水中の格闘技」といわれるのもうなずける。

サッカーW杯で盛り上がった今年6月、同じドイツで一人の日本人アスリートが水球のプロ契約を結んだ。塩田義法・23歳。契約したチームは、ドイツの名門「スパンダウ04」。毎年優勝を狙うブンデスリーガ1部の強豪だ。シーズンオフで帰国中の塩田選手に水球の魅力を聞くと。「ズバリ格闘技の要素がたっぷりあること。シュートの瞬間をナマで見ると迫力ありますよ」

やっぱ水中じゃ蹴り合いですか??

「邪魔するために蹴ってるじゃなくて、接近されるとシュートが撃てないので、相手との距離を作るために蹴るんです」

10月からのシーズンに備え、塩田選手はまもなくドイツへ出発する。契約はわずか1年。「ドイツでしっかり成績を残し、将来は本場、イタリア・セリエAでプレーしたい」と語る塩田選手。新聞には小さな記事にしかならなくても、塩田選手の大きな活躍にはぜひ注目したい。

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