亀田興毅以外にも実力者がズラリ

日本ボクシング界、ただいま世界王者6人!

2006.09.21 THU

8月2日に横浜アリーナをどよめかせた「亀田興毅対ファン・ランダエタ」戦が、再度行われる。亀田の初防衛戦となるこのWBA世界ライト・フライ級タイトルマッチ、日時は10 月18日、会場は有明コロシアムだ。

初回に痛烈なダウンを喫するなど、明確にペースをつかめない展開に終始した前回、ジャッジ3人中2人は劣勢と思えた亀田を支持――判定の不可解さから起こった“騒動”もまだ記憶に新しい。戴冠前から、知名度では日本の世界王者たちをしのいでいたこともあっての強い風当たりだった。

ん!? 世界王者をしのいでいたって…日本に他に王者がいたの? はい、いるんです! 亀田興毅以外にも、日本(のジム)には5人の「世界王者」という実力者が。

この機会に全員紹介していくと…WBCスーパー・フライ級の徳山昌守、WBAミニマム級の新井田豊、WBCのミニマム級はイーグル京和、WBCバンタム級の長谷川穂積、7月に辰吉丈一郎と並ぶプロ8戦目の日本タイ記録でWBAスーパー・フライ級王座を手にした名城信男。さらに(この号の締め切りには間に合わなかったが)9月18日に川嶋勝重がWBCスーパー・フライ級暫定王座決定戦に勝っていれば、合計7人(史上最多!)。

しかし、全員肩書通りの実力者とはいえ、知名度で亀田と肩を並べられる選手はいない。ボクシング自体の人気が低迷する中、テレビ局が長い時間をかけて追い、視聴率40%を超えるような巨大な存在になったその亀田にしても、ボクシング全体の人気を上げる存在にはなっていない…というかしようとしていない。ここまでの人気確立は陣営の努力の賜物ではあるけども、経済的に潤っているのは亀田の周囲だけというのがちょっと悲しい現実。また、一方で亀田を“違う世界の人”と認識しているかのように見える関係者もいるのもまた事実だ。必要以上に亀田を特別視せず、ボクシングという格闘技が健全発展していくのが理想ではあるのだが…。 

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト