やっぱり彼女は強かった!!

メジャー帰りで国内2連勝宮里 藍はどこがスゴイの?

2006.10.19 THU

今月、米女子ツアーから帰国した宮里 藍が、国内復帰1戦目を優勝で飾った。さらに、彼女は次戦でも逆転V。昨年11月から続く国内連勝記録を3に伸ばして、日本人タイ記録にまで迫った。先日の3戦目は惜しくも3位に終わったが、日本人選手ではトップの成績を残しており、快進撃はまだまだ続行中だ。

それにしても、いくらアメリカ帰りとはいえ、こうも日本人選手を圧倒するとは…。彼女の強さについて、『ゴルフネットワーク』(スカイパーフェクTV!)で宮里の試合解説を務める武藤一彦氏はこう語る。

「アメリカでの経験が自信となって、彼女はより強くなりました。何事にも動じない凛とした精神力が備わったのです。もはやその風格は、日本では群を抜いています」

今年から米ツアーに参戦した宮里に、慣れないホテル生活や移動の連続を心配する声は多かった。しかし、彼女はそんな環境でも病気やケガをすることなく、ランキングで21位(10/12現在)の好成績を残した。

「彼女はデビュー戦のときから、まるでツアー10年目のベテラン選手のようでした。適応能力が図抜けているんですよ。これがシーズンを一定のパフォーマンスで乗り切る結果を呼び、自信につながったのです」

これに加え、彼女のたくましさの要因は、技術的な部分にもあるようだ。

「ゴルフのスコアはそのコースの芝に影響されます。ラフにしてもグリーンにしても、その特性をつかんで打つのが基本です。そして、地域によって芝の種類は違う。日本よりはるかに広大なアメリカで、宮里は数多くの芝を経験することができました。これはゴルフ選手にとって大きな進歩です」

引き出しが多ければ、選手は常に落ち着いてプレーできるものだ。現に、北海道・宮城・大阪の3連戦で見せた彼女のアプローチとパットは、アメリカのときと変わらぬ安定したものだった(表参照)。

プロデビュー以来、急速な成長カーブを描き続けている宮里 藍。今はただ、彼女の次戦が楽しみだ。

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