プロ野球では2年連続日本一達成!

プロ野球界で支持率高騰中!外国人監督の良さって…?

2006.11.09 THU



写真提供/AFLO
昨年のバレンタイン・ロッテに続き、今年はヒルマン・日本ハム! 外国人監督が2年連続で日本一になったのは史上初。そのほかにも広島のブラウン監督、オリックスにはコリンズ新監督が就任と、プロ野球界では“外国人監督株”がうなぎ登りだが、彼らが支持される理由は、一体どんなところにあるのか? 

昨年までヒルマン監督の下でプレーしていた東北楽天の山田勝彦コーチによると、「日本人の監督・コーチには、試合でミスをしたら叱られるのはごく当たり前のことですが、ヒルマン監督は怒ることをまずしない。“次、ガンバレ”なんです。だから選手はものすごくやりやすい。また過去の成績などにとらわれず、どの選手も公平な目で見てくれる。外国人の監督は、選手の士気を高めるのがうまいと思いますね」。

では、野球以外のスポーツではどうだろう。男子バスケ日本代表チームは、03年度~今夏の「世界バスケ」まで指揮を執ったジェリコ・パブリセビッチ氏(クロアチア)を含め、外国人ヘッドコーチは過去に3人。「ジェリコ氏は前例のなかった長期欧州遠征を毎年敢行しました。海外での人脈を生かし国際経験を多く積ませる指導法は、外国人コーチでなければできなかった」(バスケットボールマガジン・荒牧 淳編集長)

後任には鈴木貴美一氏が決定して日本人路線に戻ったが、サッカー日本代表の場合は、オシム監督以降も外国人志向が続くとスポーツライターの戸塚 啓氏は見る。

「代表クラスの選手たちを束ねるには、ある程度の“カリスマ性”が必要。国際的なネームバリューや世界レベルでの実績がある監督の言葉なら、選手たちも素直に聞き入れることができますから。その点は日本人指導者では、まだ及ばないと思われます」

今回、話を伺った3氏からは〈選手の起用法や勝負に関しては、情を挟まず非常にシビア〉という傾向も共通して聞かれた。求心力や環境づくりに長け、結果はドライに追い求める。外国人監督ならではの魅力と強みは、そこにあるようだ。


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