自転車ブームの真打ちが登場!

ストリートで流行中のピスト型自転車って何だ?

2006.11.16 THU

ロードにマウンテン、クロスにBMX…。ここ数年のブームで、様々な自転車が街中を走るようになった。そんななか、妙にシンプルで、やたらと速い自転車に出くわしたこと、ありません? それがピストというタイプの自転車。一部のメッセンジャーやファッション関係者など、高感度な人たちの間で人気沸騰中なんです。

ピストバイクは、もともと競輪などのトラック競技で使われる自転車のこと。最大の特徴は固定ギアで、これ、ペダルとタイヤが直結している。つまりタイヤが回っている限り、連動してペダルも回り続けるというわけ。一般的なフリーギアは、下り坂でペダルが回るということはない。しかし固定ギアでは自転車が動いている限り、ペダルも永遠に回り続ける。変速ギアなんてナンパなモノは付いてない。脚力のみで進み、脚力のみで止まる、やたらと体力消耗が激しい自転車なのだ。というわけで、溜池にあるスポーツ自転車専門店、ワイズ・バイク・アカデミーの鬼塚さんにピストバイクの現状を聞いてみました。

「ロハスブームの流れで自転車に乗る人が増え、街乗り用のクロスバイクや、もう少し本格的な人にはロードバイクの需要が高まっています。さらに本格趣向を突き進めていったのがピストというわけです」

シングルスピード(変速ギアなし)、固定ギア、なかにはノーブレーキなんてデンジャラスなシロモノもある過激なピストだけど、最大の魅力はシンプルさ。軽くて壊れにくいし、壊れてもすぐ直せる。だからこそストリートを直接的に感じることができるし、“走っている感”を存分に味わうことができるのだ。

「正直、初心者にはあまりオススメしていません。乗りこなすにはかなりテクニックが必要です。玄人にとっても、乗りこなしていること自体がステータスなんですよ」(同)

すぐにはムリかもしれないけど、自転車筋を鍛えたらいつかは乗ってみたい。そんな究極の一台です。


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