チェコ代表GKが重傷…

GKにヘルメット着用!?世界中で議論が勃発!

2006.11.30 THU



イラスト:師岡とおる
10月14日、イングランドプレミアリーグ・チェルシーのチェコ代表GKペトル・チェフが、相手選手のラフプレーを受け、頭蓋骨骨折の重傷を負った。この事件をきっかけに、イタリア代表GKデサンティクスが「ヘルメット着用を義務づけるべきだ!」と提案した。そして同じくイタリア代表GKのブッフォンもこれに賛成。ところがドイツ代表GKのレーマンは反対するなど、世界中での論争に発展したのだ!

海の向こうで起こったこの騒動。前代未聞の珍提案にも思えるし、今まで着けていなかったことが不思議にも思える…。はたしてヘルメット着用ってアリなの? ナシなの!? そこで、日本を代表する2大GKの意見を聞いてみた!

「僕も過去に何度も大ケガをしてきたけど、ヘルメットを着けるのは絶対に反対ですね。なによりも視野が狭くなるし、動きづらくなってしまうと思うから」(ジュビロ磐田・川口能活選手)

「俺は絶対に反対。GKにとってアクシデントは仕方ないし、今まで着けずにプレーしているから、変える必要を感じない。動くのに妨げになるし、違う解決法があるのではないか。保険適用を実現させる!(笑)」(名古屋グランパスエイト・楢崎正剛選手)

もともと、サッカーには「キーパーチャージ」(キーパーへファールした場合、相手にFKが与えられる)という、GKを守るためのルールが存在したのだが、1997年のルール改正時に廃止されたのだ。GKもほかのポジションと同等に扱うことで、より得点チャンスを増やし、盛り上がるゲーム展開にさせるためである。

しかし、その結果としてチェフのような被害者を生みやすいルールになってしまったことは確かだ。前述のGK2人をはじめ、FIFAもJFAも、ヘルメット着用は「あり得ない」としているが、そろそろ真剣にラフプレー対策を考える必要があるのかもしれない。


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