浅田 vs 安藤、村主に中野も…

世界トップレベルの大会全日本フィギュアに注目!

2006.12.21 THU



写真提供/渡辺正和/アフロスポーツ
フィギュアスケートの今年最後の大イベント、全日本フィギュアが12月27日に開幕する。全日本? な~んだ国内大会か…などと侮ってはいけない。たとえば昨年は、トリノ五輪の最終選考がかかっていたこともあって各選手が素晴らしい演技を連発。最終的には、女王・荒川静香、この大会を2連覇中だった安藤美姫、さらに浅田真央を抑え、ベテラン村主章枝が3大会ぶりに優勝。テレビ中継の視聴率が関東地区で33.7%を記録するほどの盛り上がりをみせたのである。

でもなんで全日本フィギュアがそれほど注目されるのか。その理由は、浅田、安藤、村主、中野友加里といった日本人女子の有力選手がすべて顔をそろえるというのがまずひとつ。そしてなにより、彼女たちが直接対決する全日本は、同時に世界最高レベルの演技がみられる大会でもあるからだ。

たとえば各選手の自己ベスト。フィギュアスケートでは昨季から新採点法が導入されたのだが、その特徴のひとつは、以前の選手と選手を比較する「順位点」がなくなり、選手ひとりひとりの演技の「トータルスコア」で順位を争う採点法に変わったこと。つまり、ショートプログラム、フリー、その合計点ともに、選手が試合で出す点数に陸上競技のような“記録性”も生まれたのだが、その自己ベストをみれば日本人女子のレベルの高さがよ~くわかるはず。

ちなみに、国際大会での女子フィギュアの最高記録(合計点)は、199.52 の浅田真央で、4位が192.59の安藤美姫、5位は引退した荒川静香の191.34―。2位と3位は今季活動を休止しているイリーナ・スルツカヤ(ロシア)とサーシャ・コーエン(米国)なので、少なくとも現時点では、浅田や安藤、村主といった日本人選手が集まる全日本は間違いなく世界トップレベルの大会といっていいのだ。

それにしても、いまや必ずテレビ中継されるほどの人気スポーツとなったフィギュアスケート。全日本ではそのひとつの“極み”がみられるかもしれない。


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト