えっ、ゲームはスポーツなの?

家庭用ゲームを「Eスポーツ」としてアジア室内大会で新採用!?

2007.01.18 THU

先日、やや不思議なニュースが報じられた。アジアオリンピック評議会が、家庭用ゲームを「Eスポーツ」として、2007年にマカオで開催される第2回アジア室内大会で採用する、というものだ。この大会は、フットサルや競泳の短水路などを行うスポーツ競技大会なのだが、そんな国際大会でコンピュータゲームが正式種目というのはどうなのだろう。いったい「Eスポーツ」って何なのか? というわけで、Eスポーツライターの杉山淳一さんにお話を聞きました。

「EスポーツのEはElectricの略で、要するにコンピュータゲームのことです(笑)。具体的には、対戦ゲームで競技性の高いゲームをEスポーツと呼んでいます。スポーツゲームに限らず、相手と技術を競って勝ちたい、という気持ちが発生したときに、たとえコンピュータゲームであっても、スポーツになるんです」

実は、コンピュータゲームをスポーツであると考えるのは世界では当たり前らしい。だが、ゲーム立国であるはずの日本はEスポーツ後進国になってしまっている。

「アジア各国やヨーロッパなどではゲーム文化が盛り上がっていて、中国ではスポーツを管轄する省庁がゲームを扱っているほどです。さらに韓国では、多くのプロゲーマーがいて、スポンサーつきで賞金のあるEスポーツ大会も開かれています」(同氏)

そもそも、日本人が抱くスポーツに対する認識に誤解がある、と杉山氏は話す。本来、スポーツの意味は「レジャー」や「余暇」を指すが、日本では明治時代にスポーツ=体育という概念が刷り込まれてしまった。それゆえ、Eスポーツに抵抗があるのだ。

「世界の多くの国が、ゲームがスポーツであると認識しているとすれば、アジア室内大会での採用は当然だといえます。日本はそんな状況ですが、金メダルを期待してもいいと思いますよ」(同氏)

ゲームはスポーツなのだ! さあ、日本代表と金メダルを目指して、熱い心でゲームをプレーしよう!


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