F1やBMXでも名前を聞くけど…

宮本&三都主が移籍したレッドブルってどんなチーム?

2007.01.25 THU



写真提供/AFLO
『レッドブル』といえば、赤い雄牛のデザインが目印のエナジ―ドリンクだ。日本では05年冬からの発売だが、世界130カ国で愛飲されているメガヒット商品である。

もともとレッドブルはタイで生まれた飲料で、オーストリアの会社が全世界での販売権を取得してから、急速にシェアを拡大した。同時にF1やロードレース世界選手権、BMXなどの支援に乗り出すことで、ブランド力を高めていったのである。

近年はさらにクラブ経営に乗り出し、05年にオーストリアの名門サッカークラブ、カジノ・ザルツブルクを買収。レッドブル・ザルツブルクとした。そして今冬の移籍マーケットで、宮本恒靖と三都主アレサンドロを同時に獲得したのだ。ちなみにベッカムの移籍で話題となった米国MLSにも、レッドブルがオーナーのチームがある。

10チームからなるオーストリア・ブンデスリーガ(1部)で、ザルツブルクは現在首位を独走している。チームにはドイツ、クロアチア、スイス、チェコなどの新旧代表クラスが揃い、元イタリア代表監督のトラパットーニが率いる。ヘッドコーチのマテウスは、元ドイツ代表主将だ。

宮本は1月中旬にチームに合流した。「ドイツ語で入団会見をしたり、練習中から学ぶ姿勢が気に入った」と、トラパットーニ監督はすぐに好印象を持ったようだ。1月下旬の合宿から合流した三都主も、左サイドの即戦力として期待されている。

オーストリアは欧州の中位クラスだが、それだけに海外でのキャリアを始めるには格好の舞台といえる。世界における日本人の評価に見合った、無理のない移籍だ。クラブには、日本国内でのレッドブルの知名度をあげたいという意向も見え隠れするが、純粋に戦力として計算されているのは確かである。

とはいえ、彼らは〈助っ人外国人〉だ。評価の基準は厳しい。リーグ戦が再開される2月24日までに、どれだけチームに溶け込めるかが、まずは重要になる。


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