ラグビートップリーグのプレーオフ開幕

決勝は東芝×サントリーの“府中対決”再現となるか?

2007.01.25 THU



写真提供/北村大樹/アフロスポーツ
社会人ラグビーが熱い。トップリーグは、14日に、14チームの総当たり戦を終え、残すは、28日から始まる上位4チームのプレーオフ「マイクロソフトカップ」のみ。

リーグ戦を終えた時点で首位に立ったのは、リーグ3連覇を狙う東芝。1月6日に東芝と氷雨の中で死闘を繰り広げ、10―12と涙をのんだサントリーが2位で続く。3位、4位には熾烈な順位争いの末、ヤマハ発動機とトヨタ自動車が滑り込んだ。

4チームで戦われる王者決定戦の興味はずばり、同じ東京・府中市に本拠を構えるライバル、東芝とサントリーの優勝争い。

「目標は日本一」というサントリー・清宮克幸監督(39歳)の一言は、02年の就任以来“常勝チーム”を作り上げた東芝・薫田真広監督(40歳)に叩きつけた挑戦状だ。6日の試合後も「今日、惜敗したのはあと2回勝つための最高のシナリオ」(清宮監督)と東芝を挑発してみせた。プレーオフと、その後に開催される日本選手権決勝(2月25日)を見据えて“あと2回”なのだ。

東芝の薫田監督は努めて平静を装うが、04年、05年とトップリーグを制した王者のプライドにかけて絶対に負けたくはない。一方のサントリーは、就任1年目の監督と今季加入の新戦力の活躍で快進撃を続けるチーム。負ければ、これまでの勝利の価値を損なうことにもなりかねないのだ。

両者がにらみ合えば合うほど、準決勝で当たるヤマハとトヨタにも、足下をすくうチャンスが増してくる。ヤマハは今季、両チームに土を付けた唯一のチーム。トヨタも04年度には、日本選手権準決勝で東芝を打ち破った実績があり、潜在能力は高い。

まずは28日の準決勝、東芝対トヨタは東京・秩父宮で、サントリー対ヤマハは大阪・花園で、午後2時に戦いの火ぶたが切って落とされる。

決勝戦は2月4日・秩父宮、午後2時。

鍛え抜かれた肉体と緻密な頭脳の激突は退屈な心に、喝を入れてくれること請け合いだ。


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