1対1の対戦から50対50の合戦まで

戦国時代の緊張感を味わえるスポーツチャンバラが熱い!

2007.02.22 THU



撮影/島村緑
「スポーツチャンバラ」が熱いらしい。“チャンバラごっこ”に用具とルールを導入し、スポーツとして昇華させたのは現・国際スポーツチャンバラ協会会長の田邊哲人さん(64歳)。1971年発祥というから歴史は長い。

45cmの短刀から200cmの槍・なぎなたまで、7種類ある刀は独自に考案されたエアーソフト剣。対戦方法も1対1以外に、複数人同士で戦う「乱戦」、50対50など大人数での「合戦」、短刀対長剣といった「異種」など様々。現在、世界36カ国に約34万人の会員を抱え、約4850人の公認指導員が普及に努めている。

なるほど。突然ですが、創刊2年半を迎えたわが『R25』編集部に欠けているのは、「斬るか斬られるか」という戦国時代の緊張感ではないか。というわけで、次代のかじ取りを担う2人の副編集長、K(武蔵)とO(小次郎)を連れて、スポチャンの稽古場に「やあやあ」と乗り込んだのだ。

巌流島ならぬ、杉並区内の小学校体育館には子供から大人まで20人ほどが集まっていた。こうした“道場”が都内だけでも50カ所以上あるんだとか。先生は96年の個人戦世界チャンピオンでスポチャン歴22年の細川健一さん(43歳)。

「相手の体のどこかを打てば勝ち。ただし、浅い打撃は“傷が浅い”ということで無効。相打ちは両方負けです」(細川さん)

ソフト剣を本物の刀と考えればわかりやすいとのこと。試合時間は3分間だが、ほとんどの勝負は一瞬で決まるそうだ。さっそく道場生たちにお手合わせを願うと、小学生の男の子がニコニコしながら打ち込んでくる。これがけっこう怖い。強く打たれるとそこそこ痛い。彼は「相打ちです。ありがとうございました!」と頭を下げて去っていった。キミは本物の武士か。

細川さんいわく「教え子に負けることもありますよ。そこがまたスポチャンの面白いところ」。副編集長対決の模様は写真を参照。今号の誌面がピリリと引き締まっていれば、1日入門の成果かも。


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