日米プロ野球の達成間近な大記録

野茂はメジャー全球団から勝利を挙げることができるか?

2007.04.12 THU



写真提供/AFLO
球春到来! 日本ではプロ野球が開幕し、アメリカでもメジャーリーグが開幕した。ペナントレースでは各チームが優勝目指して様々なドラマを繰り広げるわけだが、今回は今年達成されそうな個人記録に注目してみた。

日本のプロ野球では3人の打者が2000本安打の大記録達成を目の前にしている。日本ハムの田中幸雄は残り18安打。若手の台頭で出番は減っているが、昨年の日本一に続いて悲願達成したい。次に広島の前田智徳が残り84安打。右アキレス腱断裂の大ケガを乗り越えての大記録は涙なしには語れない。最後に阪神の“鉄人”金本知憲。金本は残り156安打とちょっと多めだが、昨年のペースで打てば今季終盤での達成が濃厚。というか、3人の状況を考えると、一番早くに達成したりして…。

また、投手では中日の山本昌が200勝まであと9勝と迫っている。昨年、プロ野球史上最年長(41歳1カ月)でノーヒットノーランを達成。卓越した投球術はもはや芸術の域。プロ入り23年目の今年もまだまだ若い投手には負けられない。

メジャーリーグではバリー・ボンズがH・アーロンが持つ通算755本塁打のメジャー記録まで残り21本に迫っている。本来なら、達成すれば盛大なセレモニーが催されそうな大記録だが、ボンズには筋肉増強剤使用疑惑があるため周囲の反応は微妙だ。米メディアでも批判的な声が多く、偉大な記録をしめやかに達成という奇妙な状況になる可能性もありそうだ。

最後に現在復帰に向けて「準備中」という野茂英雄。昨年は、95年にトルネード旋風を巻き起こしてから初めてメジャーでの登板なしと寂しい1年になってしまったが、実はすでにメジャー29球団から勝ち星を挙げており、ドジャーズに勝てば史上5人目のメジャー全球団から勝利という記録の達成となる。メジャー復帰への道は平坦ではないが、これまでに何度も復活劇を見せてくれた野茂だけに、再びその勇姿を見せてくれることを期待したい。


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