松坂vs松井はおあずけになったけど…

ヤンキース×レッドソックス因縁の対決の歴史とは?

2007.04.19 THU



写真提供/ロイター/AFLO
日本時間4月21日午前8時5分、今シーズン最初のヤンキース対レッドソックスの対決が行われる。アメリカンリーグ東地区で数々の名勝負を繰り広げてきた両チームだが、今季はレッドソックスに松坂大輔が入団。ヤンキースの松井秀喜との日本人対決は、松井のケガで先送りとなったが、今年からライバル対決は新たな時代に突入するわけだ。

そもそもヤンキースとレッドソックスがライバルとして語られるようになったのは、1920年のベーブ・ルースの金銭トレードから、というのは有名な話。レッドソックスのハリー・フラジー・オーナーはブロードウェイ進出の資金を捻出すべく、ルースを12万5000ドルでヤンキースに譲渡。以降、両チームの力関係が逆転してしまったというものだが、実はヤンキースが引き抜いたのはルースだけでなかった。元レッドソックス監督のエド・バロウをGMに迎えると、レッドソックスの主力選手を次々と引き抜き、21年リーグ初優勝、23年に初めてワールドシリーズ優勝を果たしている。

以降も何かと好選手を獲得してはワールドシリーズで26回も優勝してきたヤンキース。片やレッドソックスは、18年まで5回も優勝していながら20年以降は2004年の1回のみ。これでは、ファンが“根に持つ”のも仕方ない。2001年、ダイヤモンドバックスがワールドシリーズでヤンキースに勝ったとき、Dバックスのある選手はボストンでファンから感謝されたという。

昨季もヤンキースに地区優勝を許したレッドソックスだが、今季は松坂のほか俊足巧打のフリオ・ルーゴ、チャンスに強いJ・D・ドリューと課題だった1番、5番を打てる選手を獲得。打線に繋がりができた。一方のヤンキースはランディ・ジョンソンが移籍し、先発投手陣の再構築を迫られる。左のアンディ・ペティットが復帰したものの、昨季19勝の王 建民がケガで出遅れ。評価が分かれる井川 慶を含め、いきなり正念場を迎えている。戦力的にはレッドソックスがやや有利か?


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