全日本チャンピオンも夢ではない!?

日本でのライバルは400人サイクルサッカーに挑戦してきた!

2007.05.17 THU



撮影/高岡 弘
グォーン! サッカーの重さ1.5倍のボールが、体感速度100km/hで迫ってくる。訪れたのは東京工業大学の体育館。日本に数カ所しかないサイクルサッカーの練習場だ。

サイクルサッカーとは、専用自転車の車輪でボールを操り、ゴールを奪い合うサッカーのこと。馬の代わりに自転車を使う「サイクルポロ」を起源に持ち、その歴史は100年以上。世界の競技人口は約7万人で、ドイツやチェコではテレビ中継されることもあるという。全日本選手権の覇者・宮本武彦さんにその魅力を聞いてみた。

「コートの大きさは長さ14m×幅11m。試合は1チーム2人で行われますが、コートが狭いので攻守の入れ替わりが早く、スリリングな展開になるのが醍醐味です。ルールが簡単なことも魅力です」

手はハンドル&足はペダルから離さずにプレーするのが、基本となるプレースタイル。転倒したり、足がペダルから離れて床につくと、自陣のエンドラインまで後退し、プレーを再開。普通のサッカーのような複雑なルールはない。「自転車もサッカーも経験者だし!」なんて気軽に練習に参加したものの…。ハンドルが前に傾き、サドルが後ろについた固定ギアの自転車は乗りこなすだけでも大変だ。軽快にドリブルやパス、シュート練習をする選手が眩しい! 人間にこんなことができるのか!? 2時間の練習でマスターできたのは、コート内を立ちこぎして回る程度。

このまま試合もできず、挑戦終了では男がすたる。そこで、アジア&全日本チャンピオンのタッグとサイクルサッカーVS普通のサッカーの試合をさせてもらうことに。しかし…試合を開始したものの、結果は2対4であっさり敗退。つ、強っ!

「2年間練習すれば、全日本ランキング50位に入れるかもしれませんよ。日本には選手が400人しかいませんから」(宮本さん)

なんだか心強いお言葉…。4年間ぐらい練習すれば、全日本チャンピオンも夢ではない!?


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