“クレーの王者&女王”、3連覇なるか!?

男女シングルスは混戦必至!「全仏オープン」5/27開幕

2007.05.24 THU



写真提供/Getty Images/AFLO、AFLO、時事通信
5月27日からテニスのグランドスラム大会の今季第2戦、全仏オープンが「ローランギャロススタジアム」で開幕する。4大大会では唯一のクレー(赤土)コートでの大会。つまりボールの勢いが土に吸収される分、打ち合いも多くなりフットワークのあるストロークプレーヤーが有利に、しかも今年のパリは例年より暑く戦いもタフになるはず。これまで以上の波乱が見られるかもしれない。

そんななか、男子で注目されるのが、世界ランキング1位連続保持161週の男子歴代1位記録を作ったロジャー・フェデラーだ。4大大会では全豪06、07年2連覇、ウィンブルドン03~06年まで4連覇、全米04~06年3連覇と無敵を誇るが、実は全仏だけは昨年の準優勝が最高。いまだ優勝がなく“クレーの悲哀”を味わっている。仮に今年勝てば生涯グランドスラムを達成、全豪に続く優勝で07年の年間グランドスラム達成に大きく前進することになる。鬼門とはいえ、フェデラーにとっては是が非でも欲しいタイトルだが、そんなフェデラーの前に立ちはだかるのが“クレーの王者”ラファエル・ナダルだ。全仏は05、06年と2連覇。5月13日時点でクレー戦72連勝、昨年の全仏決勝でフェデラーに第1セットを奪われて以来、1セットしか落としていないなどクレーでの強さは圧倒的。クレーという“巌流島”での2人の対決は必見だ。

男子よりも混戦が予想されるのが女子だ。ストロークプレーヤーのジュスティーヌ・エナンが2連覇中と“ローランギャロスの女王”として君臨しているが、昨年の全米を制したマリア・シャラポワ、昨季全豪、ウィンブルドン優勝の地元アメリー・モレスモーなど上位陣の力は拮抗している。さらに杉山 愛頼みだった日本勢でも、中村藍子が今年の全豪で3回戦に進出、森上亜希子もプラハでツアー初優勝と力をつけてきている。ボールのバウンドのように気まぐれなヒーロー、ヒロインを誕生させてきたローランギャロスのクレーコート。今年のボールは、どう弾むだろう?


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト